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先日、メジャーを持って自分のベッドの下に潜り込んでみたことがあります。「このくらいの厚みならダンベルも収納ケースも余裕で入るだろう」と思っていたら、実測でわずか17cmしかありませんでした。しかも奥にはマットレスがわずかにめくれて垂れ下がっており、実質使えるのは15cmほど。想像していたよりずっとシビアな数字で、正直かなり焦った記憶があります。
ロフトベッドなら床から天板まで100cm以上の空間があり、収納ボックスも大型器具もかなり自由に置けます。ですが、一般的な高さの低いベッド(脚付きベッドやすのこベッド、フロアベッドなど)の場合、この「隙間の薄さ」こそが最大の壁になるんですよね。この記事では、ロフトベッドとは前提条件が全く違う「低いベッド下」だからこそ気をつけたい、厚み基準の器具選びに絞って解説していきます。
買ってから気づく「入らない」問題のリスク
対策をしないまま器具を選ぶと、こんな事態が起こりがちです。
- 可変式ダンベルの台座部分だけ厚みがあり、プレートは入るのに本体が入らない
- 折りたたみマットが「厚みが均一でない」タイプで、蝶番部分だけ引っかかる
- 収納ケースにキャスターがついていて、その分の高さを計算し忘れる
結果として、せっかく買った器具が部屋の隅に積み上がり、6畳・8畳程度のワンルームがさらに狭く感じられる、という悪循環につながります。これは筆者自身も経験があり、自宅トレを始めた当初はあまり深く考えずに器具を買ってしまい、結局あまり使わないまま場所だけ取っているものがいくつかありました。処分してスペースを見直した経験があるからこそ、「先に厚みを測る」ことの大切さを実感しています。
まず測るべき3つの数値
器具を探す前に、必ず自分のベッド下を実測してください。
- 高さ:フレームの脚部分だけでなく、マットレスのたるみ・シーツの垂れ下がりも考慮した「実質の隙間」
- 奥行き:ベッドの奥まで手が届くか、引き出す時にどのくらいのスペースが必要か
- 幅:ヘッドボード側・足元側どちらから出し入れするか
この「実質の隙間」の計測を怠ると、カタログスペック上は入るはずの器具が入らないというミスにつながるので、必ず自分の目とメジャーで確認してください。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください:ロフトベッド下のデッドスペースで完結する自宅トレーニング器具選び
薄型プレートダンベルという選択肢
一般的な丸型ダンベルは転がる上に厚み(直径)が10cm前後あるものも多く、低いベッド下には収まりにくいことがあります。そこでおすすめしたいのが、六角形や角型のプレートを重ねて使う薄型タイプです。
- 1枚あたりの厚みが3〜4cm程度に抑えられているプレート式
- 直径・一辺が20cm前後に収まるコンパクトなもの
- 可変式で2kg刻みなど、重量調整の幅が広いタイプ
なぜダンベルなのか、という点にも少し触れておきます。フリーウェイト(ダンベル)とマシンを比較したメタ分析では、筋力・筋肥大の向上に大きな差はなく、むしろ「測定した種目に近いトレーニング様式のほうが伸びやすい」という特異性の原理が指摘されています。つまり自宅でダンベルを使ったトレーニングを続けていれば、その動作に対応した筋力向上が期待できる、ということですね。あくまで一般的な傾向であり、誰にでも同じように当てはまるとは限りませんが、ダンベル1セットの汎用性の高さを裏付ける材料にはなりそうです。
筆者自身も自宅の器具で一番買ってよかったと感じているのはダンベルとベンチの組み合わせでした。理由はシンプルで、それだけで身体のさまざまな部位を狙えるから。逆にベンチプレス用のバーベルセットは、賃貸の限られたスペースでは実用性が低く、重量上げに特化しすぎていて失敗だったと感じています。ベッド下収納しかない環境なら、なおさら「1つで多用途」なダンベルの価値は高いはずです。
折りたたみ式トレーニングマットの厚み選び
マットも同様に、広げた時の性能とたたんだ時の厚みの両立が必要です。
- 収納時の厚みが1〜2cm程度になる、蛇腹折りタイプ
- 広げると180cm×60cm前後で、寝転んでのトレーニングにも十分な長さ
- 表面が滑りにくい素材で、フローリングでも安定するもの
厚手のマットのほうが防音・防振の面では有利ですが、その分ベッド下には入りにくくなります。防音性能そのものについては別記事で詳しく扱っているので、防音を重視したいマット選びについては押入れ・和室がある昭和築賃貸で完結するトレ器具収納術も参考にしてみてください。
収納ケースはキャスターの高さまで計算に入れる
見落とされがちなのが、収納ケース自体の高さです。ケース本体だけでなく、キャスターや取っ手のぶんも含めて「全高」を確認する必要があります。
- 全高(ケース本体+キャスター)が実測した隙間より2〜3cm以上余裕があるもの
- 透明または半透明で中身が見えるタイプだと、探す手間が減る
- 取っ手が引っ込むタイプなら、出し入れ時の引っかかりを減らせる
このあたりのチェックは一般的な目安であり、実際の使い勝手はベッドフレームの脚の位置や床材によっても変わってきます。購入前に一度、実際の隙間にダンボールなどを差し込んでシミュレーションしてみるのも手です。
まとめ
低いベッド下のスペースは、ロフトベッドとは全く違う制約のある収納場所です。カタログの重量やサイズだけでなく、実測した「隙間の高さ」を基準に、薄型プレートダンベル・折りたたみマット・収納ケースの全高を一つずつ確認していくことが、失敗を避ける一番の近道になります。個人差・住環境の差が大きい部分なので、自分の部屋のベッドに合わせて調整していってください。
よくある質問
Q. 一般的な脚付きベッドの下の隙間はどのくらいが目安ですか?
A. フレームの脚の高さによって幅がありますが、15〜25cm程度のものが多いようです。ただしマットレスのたるみやシーツの垂れ下がりで実質数cm狭くなることがあるため、必ず自分の目で実測することをおすすめします。
Q. ダンベルとマットどちらを先に揃えるべきですか?
A. どちらが先というより、まず自分のベッド下の隙間を測ってから、それに収まるものを選ぶ順番のほうが失敗が少ないと思います。器具を先に決めてしまうと入らなかった時のロスが大きくなります。
Q. 収納ケースにキャスターは必要ですか?
A. 出し入れの頻度が高い人にはキャスター付きが便利ですが、その分全高が数cm増える点には注意が必要です。隙間がぎりぎりの場合は、キャスターなしの薄型タイプのほうが収まりやすいこともあります。
Q. 厚みのあるマットを諦めた場合、防音面が心配です
A. 薄いマットは収納面では有利ですが、防音・防振の性能は厚みのあるものに劣る傾向があります。深夜早朝の使用を避けるなど基本的な配慮と併用しつつ、収納と防音のバランスを自分の生活スタイルに合わせて選ぶと良いかと思います。
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