デスク下フットペダル運動器具、テレワーク中でも音を立てない選び方

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在宅勤務中、Web会議の合間に「せめて脚だけでも動かしたい」と思って、ネットでデスク下に置ける運動器具を探し始めた人は多いのではないでしょうか。実際に筆者の周りでも、深夜にトレーニングをしていて階下から苦情を受け、それ以降は「音」に対してかなり神経質になったという話を聞きます。防振マットを導入してから苦情がなくなったという経験もあり、これは大きな器具に限った話ではなく、机の下の小さな運動器具でも同じことが起こり得ます。

問題は、「デスク下フットペダル運動器具」という名前だけを見て、なんとなく静かそうというイメージで選んでしまうことです。実は同じ「デスク下でこぐ・踏む器具」でも、仕組みによって音の出方がまったく違います。この記事では、器具の名前すら初めて聞くという人向けに、仕組みの違いから商品ページの見るべき欄まで、順番に説明していきます。

そもそも「フットペダル運動器具」ってどんな動きをする道具?

「デスク下フットペダル運動器具」というのは、自転車のペダルのような部品が2つついていて、椅子に座ったまま脚を回転させてこぐ、という動きをする道具です。イメージとしては、エアロバイクからサドルとハンドルを取り除いて、ペダル部分だけを机の下に置いたようなものです。

これに対して、名前が似ているミニステッパーという器具は、足を交互に「踏み込む」動きをする道具です。階段を上り下りするような動きに近く、こちらは既に座りっぱなしで脚がむくむ在宅勤務者のステッパー選びで詳しく扱っています。

このふたつ、動きが違うだけに見えて、実は音の出方の仕組みも根本的に違うんですよね。ステッパーは足を踏み込むたびに「衝撃」が発生するので、その衝撃音や振動をどう吸収するかが勝負になります。一方でフットペダル型は、脚を回転させるだけなので着地の衝撃自体がほとんど発生しません。その代わり、ペダルの回転を止める「負荷のかけ方」の部分から、キュルキュルという摩擦音が出ることがあります。つまり、同じ「静音性」でも、注目すべきポイントがまったく違うわけです。

対策せずに選ぶとどうなるか

この違いを知らずに安いフットペダル器具を選んでしまうと、いざオンライン会議中にこいでみたら、マイクにキュルキュルという音が乗ってしまい、慌てて足を止めた、という失敗が起こりがちです。声を張るトレーニングとは違って、フットペダル運動は「無音でこなせるはず」と油断しがちな分、こうした音のギャップに気づきにくいのも厄介なところです。

集合住宅であれば振動が下階に伝わる可能性もゼロではありません。深夜早朝の使用配慮や、床への振動対策の基本的な考え方については、他の記事で詳しく扱っているのでここでは繰り返しませんが、フットペダル器具に関しては、下に伝わる振動よりも先に「自分の耳元・マイクへの音」の方が問題になりやすい、という点は覚えておいてください。

1. 「負荷方式」の欄を必ず見る

商品ページには、たいてい「負荷方式」または「負荷調整方式」という項目があります。ここで確認すべきは、摩擦式(パッド式)か、マグネット式(磁気式)かという点です。

摩擦式は、パッドをタイヤやディスクに押し当てて重さを作る仕組みで、構造上どうしても擦れる音が出やすくなります。一方マグネット式は、磁石の力を使って部品同士が触れずに負荷をかける仕組みなので、こぐ音自体がかなり小さく抑えられます。

テレワーク中の使用を前提にするなら、「負荷方式:マグネット式」と明記された商品を選ぶことが、他のどのポイントよりも優先度の高い確認事項です。

2. サイズ表記の「全高」と椅子の座面高を照らし合わせる

初めて器具を買う人が見落としがちなのが、商品ページの「サイズ(幅×奥行き×高さ)」の欄です。ここに書かれた「全高」の数値と、自分が使っている椅子の座面の高さを合わせて考える必要があります。

ペダルを踏み込んだときの最高点が、机の天板の裏側にぶつからないかどうか。これは実際に置いてみないと分かりにくい部分なので、購入前に自分の椅子の座面高と、机の天板下から床までの高さをメジャーで測っておくことをおすすめします。特に昇降デスクを使っている場合は、普段の作業高さでちゃんと収まるかも確認しておきたいところです。

3. 表示パネルとコードの有無

フットペダル器具には、こいだ回数や時間を表示する小さな液晶パネルがついているものがあります。ただし机の下に置く前提だと、パネルがどうせ見えないので、正直あまり意味を成さないケースも多いです。むしろ確認すべきは、電源方式です。コンセント式だとデスク下の配線がさらに増えてしまうので、電池式か、そもそもパネルがない完全アナログタイプの方が扱いやすい、という人も少なくありません。

振動対策として防振マットも一緒に検討する

マグネット式を選んで音が減っても、フローリングの上に直接置くと、こぐたびに器具自体が小刻みに動いて床とこすれる音が出ることがあります。これを抑えるために、器具の下に薄手の防振マットを一枚敷いておくと安心です。

筆者自身、以前デッドリフトという種目で階下から苦情を受けた経験があり、その後に防振マットを導入してから苦情がなくなったということがありました。大きな器具の話ではありますが、「音・振動は敷物一枚で体感が変わる」という点は、小さなフットペダル器具にもそのまま当てはまります。

ミニステッパーとどちらを選ぶか迷ったら

また、デスクの下だけでなく、デスク横に立つスペースが確保できる人であれば、座りっぱなしを避ける別の選択肢も出てきます。昇降デスクを導入している方は昇降デスク導入者向け、デスク横の立位スペースだけで完結する筋トレ器具も参考にしてみてください。

まとめ

デスク下フットペダル運動器具は、ミニステッパーとは仕組みが違い、「衝撃音」ではなく「摩擦音」が主な音の発生源になる、という点がこの器具ならではの見落としがちなポイントでした。選ぶ際は、負荷方式がマグネット式かどうか、サイズ表記の全高が椅子や机と干渉しないか、電源方式はどうか、という3点を商品ページで確認し、必要に応じて防振マットも併用してみてください。とはいえ、実際の音の感じ方には個人差もありますし、住環境によって許容できる範囲も変わってきます。まずは静音性の高いタイプから試して、自分の在宅ワーク環境に合うかどうかを見極めていくのが良いと思います。

よくある質問

Q. フットペダル運動器具は、靴を履いたまま使うべきですか?

A. 素足やスリッパで使える設計のものも多いですが、ペダルの表面素材によっては滑りやすさが変わります。滑り止め加工の有無をあわせて確認しておくと安心です。

Q. 電動タイプ(自動で足を動かしてくれるタイプ)と手動タイプ、どちらが静かですか?

A. 一般的には、モーターを使わない手動タイプの方が駆動音の発生源が少ない傾向にあると言われています。ただし製品によって差があるので、負荷方式とあわせてレビューなども参考にしてみてください。

Q. Web会議中に使っても、画面越しに気づかれませんか?

A. マグネット式で音が抑えられていても、こぐ動きで上半身がわずかに揺れることはあります。カメラの位置や画角によっては動きが伝わる可能性もあるので、気になる場合はカメラをオフにできる会議のタイミングで使うのが無難です。

Q. デスク下フットペダル運動器具とミニステッパー、両方買う必要はありますか?

A. 必ずしも両方揃える必要はありません。まずはどちらか一方を試してみて、自分の作業スタイルや机の高さに合う方を選べば十分だと思います。

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