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気づけば部屋の隅にヨガブロックが2個、ヨガホイールが転がり、たたんだヨガマットの上にレジスタンスバンドが乗っかっている——。そんな光景に心当たりがある人、多いのではないでしょうか。
一つひとつは小さくても、ヨガグッズって意外と「置き場所に困る形」をしています。四角いブロック、丸いホイール、細長いストラップ。どれも収納ボックスに雑に詰め込むとデッドスペースだらけになりやすいんですよね。この記事では、そもそもの器具選びの段階から「収納しやすさ」を意識する視点と、狭いワンルームでも散らからない収納の工夫について、具体的に掘り下げていきます。
散らかったままにしておくと何が起きるか
「別に見た目の問題でしょ」と思うかもしれませんが、実はそれだけでは済まないケースもあります。
部屋の散らかり(クラター)とメンタルの関係を調べた海外の調査では、家庭内の散らかりが多いと感じている人ほど、精神的な満足度が低くストレスを感じやすい傾向があると報告されています。もちろんこれは因果関係を証明したものではなく、あくまで傾向としての話ですが、「片付いていない部屋にいると妙にそわそわする」という感覚には、それなりの裏付けがあるとも言えそうです。
実用面でのリスクもあります。
- ブロックを探しているうちにヨガを始める気力が失せる
- ホイールが転がって観葉植物や家具にぶつかる
- 来客前に慌てて隠す羽目になる
- 玄関やベッド下に押し込んで存在自体を忘れる
「探す手間」がトレーニングの継続を邪魔する、というのは自宅トレあるあるです。だからこそ、器具選びの段階から「しまいやすい形・サイズか」を見ておくことが、地味だけど効いてくるポイントなんです。
ヨガブロックの選び方は「素材」で決まる
ヨガブロックは主に3つの素材があります。
- EVAフォーム製:サイズは約23×15×7.5cmが標準的で、重さは150〜200g前後と軽量。価格も抑えめで、初めての1個に向いています。
- コルク製:重さは400〜500g程度とやや重めですが、その分安定感があり、へたりにくいのが特徴です。木の質感がインテリアになじみやすいという声もあります。
- 木製:さらに重量があり耐久性も高い一方、角が硬いため使い方によっては床や体への当たり方に気をつける必要があります。
軽さを取るか、安定感・質感を取るか。ここは正解がないので、置き場所と使う頻度で選べば良いと思います。ちなみに筆者は、器具を選ぶときに収納性と同じくらい「部屋の風景になじむかどうか」を密かに重視するタイプで、木目調のコルクブロックを選んだ経験があります。実用一辺倒の器具より、視界に入っても気にならないもののほうが結局長続きする気がしています。
ヨガホイールは「直径」と「耐荷重表示」を見る
ヨガホイールは背骨のカーブをサポートしながらストレッチできる丸い器具ですが、選ぶときに見落とされがちなのが直径のサイズです。
- 直径30〜33cm程度が標準サイズで、初心者にはやや大きめのものの方が体への当たりがマイルドになりやすいと言われています
- 幅は13cm前後のものが一般的
- 表面はTPE素材のパッドカバーが多く、クッション性と滑りにくさのバランスを見て選ぶと良いでしょう
ここで絶対に確認してほしいのが「耐荷重表示」です。 ヨガホイールは体重をかけて背中を反らせる使い方をするため、耐荷重の記載がある製品を選び、自分の体重と照らし合わせて余裕を持った数値のものを選ぶことをおすすめします。表示のない安価な製品は避けた方が無難です。
なお、ヨガマットとの違いや選び方の基本については詳しくはこちらの記事も参考にしてください:ヨガマットと筋トレマットの違いが分からない人への選び方で詳しく触れているので、そちらも参考にしてみてください。
見落とされがちな「丸いものは箱に入れると損をする」問題
ここで一つ、実際に収納を考えるとよく出てくる盲点を紹介します。
ヨガホイールは丸い形状なので、四角い収納ボックスに入れると周囲に大きな三角形の隙間ができてしまいます。この隙間、実はかなりのデッドスペースなんですよね。ブロックのような四角い器具はボックス収納と相性が良いのですが、ホイールは無理に箱にしまおうとすると逆にスペースを食う、という逆転現象が起きがちです。
対策としては、
- ホイールは箱に入れず、家具と壁の隙間に「立てて転がす」形で収納する
- クローゼットの奥行きが余っている場合は、そこに縦置きする
- 収納ボックスにはブロック・ストラップ・レジスタンスバンドなどの四角い/柔らかいものだけをまとめる
という用途を分けた収納が、結果的にスペースを一番効率よく使えます。
収納ボックスは「素材」と「サイズ感」で選ぶ
収納ボックスを選ぶ際は、以下の点をチェックしてみてください。
- サイズ目安:幅30×奥行40×高さ25cm程度なら、ブロック2〜3個とストラップ、バンド類がちょうど収まりやすいサイズ感です
- 素材:プラスチック製は防湿性が高くお手入れが楽、キャンバス地などの布製は軽くて部屋になじみやすい
- 蓋の有無:蓋付きなら上に物を積み重ねられ、縦方向のスペースを活用できます
- 持ち手の有無:ヨガをする場所まで丸ごと運べると、片付けのハードルがぐっと下がります
衣替えの時期などクローゼットが手狭になりがちな時期には、器具の収納場所そのものを見直すのも一つの手です。詳しくはあわせて読みたい:衣替えでクローゼットが圧迫される時期の筋トレ器具収納見直しでも扱っているので、あわせてチェックしてみてください。
まとめ
ヨガブロック・ヨガホイールは、それぞれ形も重さも違うからこそ、同じ箱に一緒くたに詰め込もうとすると散らかりやすくなります。
- ブロックはEVA・コルク・木製から、重さと質感の好みで選ぶ
- ホイールは直径30〜33cm前後を目安に、耐荷重表示のある製品を選ぶ
- 丸いホイールは箱に入れず、隙間に立てかける収納の方が省スペースになりやすい
- 収納ボックスは持ち手・蓋の有無をチェックし、四角い小物専用として使い分ける
全部を完璧にそろえる必要はなく、自分の部屋の形やヨガの頻度に合わせて、少しずつ収納の仕組みを調整していけば十分だと思います。
よくある質問
Q. ヨガブロックは何個あれば十分ですか?
A. 一般的には2個セットで販売されていることが多く、多くのポーズはこれで対応できます。まずは2個から始めて、必要性を感じたら買い足すくらいで良いと思います。
Q. ヨガホイールは重くて場所を取りそうで不安です。
A. 標準サイズでも幅13cm程度とコンパクトなので、思ったほど場所は取りません。むしろ収納方法(箱に入れず立てかける)を工夫する方が効果的です。
Q. コルク製のヨガブロックは経年でどう変化しますか?
A. 使用を重ねると表面が徐々に色あせたり、角が丸くなったりすることがあります。これは素材の特性によるもので、故障や不良ではないケースが多いです。気になる場合はお手入れ方法を製品表示で確認してみてください。
Q. 収納ボックスに入れる際、湿気対策はした方がいいですか?
A. 汗を吸ったストラップやバンドをそのまま密閉ボックスに入れると匂いやカビの原因になり得るので、しっかり乾燥させてから収納することをおすすめします。通気性のある布製ボックスを選ぶのも一つの方法です。
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