(本記事はアフィリエイト広告を含みます。)
引っ越し2日目の夜、段ボールの山の隙間でスクワットをしようとして、積み上げた箱に足を引っかけて転びそうになった――という経験がある人は少なくないはずです。
新居に荷物は届いたけれど、ベッドもテーブルもまだ届かない。床は養生シートが剥がされないまま、部屋の隅には開封待ちの段ボールがタワーのように積まれている。そんな「モノは多いのに、生活動線としては何もない」という独特な数日間、実は運動不足がじわじわ進みやすいタイミングでもあります。
荷解き作業自体はかなりの運動量に感じますが、実際には中腰での作業が多く、使う筋肉も偏りがち。腰や肩に負担が溜まる一方で、脚やお腹まわりはむしろ動かせていない、というケースがよくあります。この記事では、家具や収納が揃うまでの「仮設期間」に絞って、安全かつ最小限の道具で運動を続ける方法を紹介します。
空室期間特有の3つの落とし穴
まず、この時期ならではのリスクを整理しておきます。
- 足元に障害物が多い:段ボール、養生シート、まだ組み立てていない家具パーツなどが床に散乱し、通常の部屋よりつまずきやすい
- 床の状態が不安定:搬入時の養生シートがまだ貼られたまま、あるいは剥がした直後でフローリングの保護材が不十分なことがある
- 収納場所が存在しない:クローゼットも棚も未設置のため、買った器具を置く場所自体がなく、床に直置きしがちになる
この時期にありがちな一番の事故要因は、段ボールをステップ台やベンチ代わりに使ってしまうことです。段ボールは見た目以上に強度が不均一で、湿気や重みで急に潰れることがあります。台として使うのは避け、あくまで平らな床の上、障害物をどけたスペースで行うのが安全です。
仮設期間に向いている道具の条件
家具が届く前提の期間なので、道具選びの基準は「本設置しない前提で使えるかどうか」です。具体的には次の3条件で選ぶと失敗しにくくなります。
- 箱から出してすぐ使える:組み立てや工具が不要
- 使わない時は薄く畳める:収納家具がなくても隅に置ける
- 床を傷つけない・汚さない:養生シートの上からでも安心して使える
以下、この条件に合う3カテゴリを紹介します。
折りたたみ式ヨガマット
床がまだむき出しの状態でも、厚さ6〜8mm程度のTPE素材マットを敷くだけで、段ボールの繊維くずやホコリが直接肌に触れるのを防げます。折りたたみタイプなら広げても畳んでも1つの塊にしかならず、部屋の隅に立てかけておくだけで済みます。ロール式より厚みが出ず、段ボールタワーの隙間にも収まりやすいのが仮設期間ならではのメリットです。
¥1,680(Living links(リビングリンクス))
床の防音・防振について詳しくは、既に別記事で詳しく扱っているので、気になる方はそちらも参考にしてください。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください:賃貸マンションで筋トレしても大丈夫?防音対策完全ガイド
軽量レジスタンスチューブ
家具が届く前は、ドアノブや窓枠にフックをかける工事もまだできない状態のはず。チューブの両端を自分の足で踏んで固定するタイプなら、壁にも床にも一切傷をつけずに上半身・下半身の運動ができます。強度別に色分けされた3〜5本セットのものを選んでおくと、体力や部位によって使い分けがしやすくなります。重さは1本あたり数十g程度なので、開封したばかりの段ボールの上に一時的に置いても床への負担がありません。
コンパクト収納ダンベル
片手あたり2〜5kg程度で、プレートを重ねて調整できるタイプなら、家具が揃うまでの間は玄関の靴箱の上や、段ボールの隙間に立てて置いておくだけで済みます。ラバーコーティングされたものを選べば、フローリングに直置きしても傷がつきにくく、養生シートの上でも安心して使えます。
なぜ「仮設」でも効果があるのか
家具が揃っていない状態での運動は「とりあえず体を動かす」程度に思われがちですが、実は理にかなっています。荷解き作業自体が中腰・前傾姿勢の反復動作に偏っているため、普段使われにくい体幹や下半身の筋肉を意識的に動かすことで、姿勢の崩れや腰への負担を相殺しやすくなるという考え方です。特にチューブやダンベルを使ったシンプルな運動は、狭いスペースでも部位を絞って行えるため、荷解きで酷使した部位を避けて別の部位を動かす、という調整がしやすいのも仮設期間向きと言えます。
揃った後の器具選びにつなげる
仮設期間はあくまで「本格的な器具を選ぶまでのつなぎ」です。段ボールが片付き、収納家具が届いたタイミングで、改めてどんな器具を常設するか考えるのがおすすめです。特に引っ越しが多い人や、これから新生活の道具を一式揃える人は、以下の記事も参考にしてみてください。
あわせて読みたい:引っ越しの多い人向け・コンパクト収納できる筋トレ器具
この点については別記事でも詳しく解説しています:新生活で最初に揃えるべき筋トレ器具3点セット
仮設期間チェックリスト
運動を始める前に、以下だけは確認しておきましょう。
- 床に障害物がないスペースを1畳分確保できているか
- 段ボールを台や踏み台として使っていないか
- マットやチューブを使い終わったらすぐ隅に片付けられる導線になっているか
- 近隣への挨拶がまだの場合、時間帯や音の大きさに配慮できているか
近隣挨拶前の時期は、いつも以上に音への配慮が必要になる場面です。時間帯や騒音への具体的な対策は既存の記事で詳しく解説しているので、そちらもあわせてご確認ください。
まとめ
家具が届くまでの数日〜数週間は、部屋としては一番不安定な状態ですが、道具さえ選べば運動を止める必要はありません。畳めるマット・踏んで使うチューブ・小型ダンベルの3つがあれば、床を傷つけず、収納場所がなくても運動を継続できます。ポイントは「段ボールを台にしない」「障害物を必ずどける」という安全面を最優先にすること。家具が揃ったら、常設の器具選びに切り替えていきましょう。
よくある質問
Q. 養生シートが貼られたままの床でトレーニングしても大丈夫ですか?
A. 養生シートの上でも運動自体は可能ですが、シートの継ぎ目や端がめくれていると滑りやすくなることがあります。マットを敷いて段差を減らし、シートの端がしっかり固定されているか確認してから行うと安心です。
Q. 段ボールをベンチやステップ代わりに使うのはどうしても避けるべきですか?
A. 段ボールは重みや湿気で強度が急に落ちることがあり、体重をかける台としてはおすすめできません。ステップ運動をしたい場合は、別途踏み台になる器具を用意するか、平らな床の上で足を上げ下げする運動に切り替える方が安全です。
Q. 近隣への挨拶がまだの状態で運動しても失礼にあたりませんか?
A. 挨拶の有無に関わらず、日中の時間帯を選ぶ、着地の少ない運動を選ぶといった配慮をしておくと安心です。時間帯ごとの具体的な配慮方法は、生活音対策を扱った別記事で詳しく紹介しています。
Q. Wi-Fiがまだ開通していない場合、運動メニューはどう決めればいいですか?
A. 動画やアプリに頼らず、チューブやダンベルを使ったシンプルな動作を数種類、決まった回数で繰り返す形にしておくと、通信環境がなくても迷わず続けられます。事前にスマホへメニューをメモしておくのもおすすめです。
Q. 仮設期間用に買った器具は、家具が揃った後も使えますか?
A. 折りたたみマットや軽量チューブ、コンパクトダンベルはいずれも常設のホームジムでも活用できるものです。買い替えの必要はなく、そのまま普段使いの器具として収納していけます。
賃貸・狭い部屋でのフィットネス情報を、いち早くLINEでお届けします



コメント