訪問介護・訪問看護で車移動が多い一人暮らしの車内収納トレ器具

訪問介護・訪問看護で車移動が多い一人暮らしの車内収納トレ器具|引っ越し・収納しやすい器具のイメージ画像 引っ越し・収納しやすい器具

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1日に6件、7件と訪問先を回り、次のお宅までの移動時間は10分、待機時間は5分。訪問介護や訪問看護のお仕事をしている方なら、この「まとまらない隙間時間」の感覚、身に覚えがあるのではないでしょうか。

自宅に帰る時間は日によってバラバラ。夜勤明けでそのまま眠ってしまう日もあれば、記録業務に追われて気づいたら23時、という日もあります。「筋トレは家でやるもの」という前提そのものが、この働き方には合っていないんですよね。

だからこそ発想を変えて、車を「移動中のちょっとしたトレーニング拠点」にするという考え方が現実的だったりします。この記事では、訪問介護士・訪問看護師の一人暮らしという働き方に特化して、車に積んでおける収納しやすいトレ器具を紹介していきます。

車に器具を置きっぱなしにする前に知っておきたいリスク

「じゃあとりあえず家にあるダンベルを車に積んでおこう」——これ、実はいくつか落とし穴があります。

  • 夏場の車内温度は、閉め切った状態で50℃前後まで上がることが知られています。ラテックス製のレジスタンスバンドはこの熱でベタついたり、ゴムが劣化して切れやすくなったりする可能性があります
  • 金属製のダンベルは直射日光下で表面が高温になり、取り出した瞬間に手を痛めるリスクがあります
  • ダッシュボードや後部座席に見える形で置いておくと、車上荒らしの標的になりやすいという問題もあります
  • 訪問介護・看護というお仕事は、利用者様のお宅に上がる直前・直後の時間帯です。汗や皮脂がついた器具をそのまま持ち込むわけにはいかないので、衛生面への配慮も欠かせません

つまり「軽くて小さい」だけでは車移動の多い働き方には足りなくて、耐熱性・収納性・拭き取りやすさの3つを兼ね備えた器具選びが必要になってきます。

訪問介護士・訪問看護師の車内事情ならではの悩み

一般的な出張族や車中泊派とは、実はちょっと事情が違います。

  • 車の荷室はすでに医療材料・記録用のタブレット・替えのエプロンや手袋でかなり埋まっている
  • 利用者様のお宅前で大きく体を動かすストレッチは、ご近所の目もあるのでやりにくい
  • 次の訪問先までの移動時間が読みにくく、「10分空いたらやる」くらいの心構えでいる必要がある
  • 手指衛生の意識が高い職種だからこそ、器具自体の清潔さにもこだわりたい

こうした条件を踏まえると、詳しくはこちらの記事も参考にしてください:出張の多い会社員のための機内持ち込みサイズ筋トレ器具で紹介されているような「小さければOK」という基準だけでは選びきれない部分があります。ここでは車移動特有の視点を加えて器具を絞り込んでいきます。

折り畳み式レジスタンスバンド:助手席の下に収まるサイズ感

レジスタンスバンドは車内トレの主力になりやすい器具です。選ぶ際のポイントは以下の通り。

  • 幅3cm前後のループタイプを選ぶと、車内の狭いスペースでも脚や腕に引っかけやすい
  • 負荷の異なる5本セット(目安として2kg〜20kg相当の強度違い)になっているものなら、その日の疲労度に合わせて選べる
  • 収納ポーチが直径10cm程度の巾着タイプになっている製品なら、助手席の下や座席横のポケットに収まりやすい
  • 素材はラテックスよりもTPE(熱可塑性エラストマー)製の方が、高温下での劣化やベタつきに比較的強いとされています

車内で使う場合は、ドアの取っ手やヘッドレストのフレームに引っかけて上半身を動かすくらいがちょうど良い運動量になります。大きく体を反らせる動きは車内では難しいので、無理に可動域を広げようとしないのがポイントです。

ミニダンベル:六角形で転がらないタイプが必須

車の揺れで器具がゴロゴロと動き回るのはストレスですし、急ブレーキ時に足元で転がると危険です。

  • 六角形(ヘックス型)のダンベルなら、走行中でも転がりにくい
  • 1kg・2kg・3kgあたりのペアセットを用意しておくと、腕や肩のちょっとした運動に使いやすい
  • 表面がラバーコーティングされているものは、車内の高温にさらされても素手で持てる温度に落ち着きやすいと言われています(ただし真夏の炎天下では一度触って確認するのが安心です)

夏場は乗車前に一度手で触って温度を確認するというひと手間だけは省略しないようにしてください。特に金属剥き出しのタイプは要注意です。

携帯用フォームローラー:訪問の合間の腰・脚のケアに

訪問介護・訪問看護の仕事は、移乗介助や体位変換など腰や脚への負担が大きい動きが多いお仕事です。トレーニングというより「ケア」の意味合いで、携帯用フォームローラーを積んでおくのもおすすめです。

  • 直径7〜8cm、長さ30cm程度のミニサイズなら、後部座席の下やトランクの隙間に収まりやすい
  • 中空構造のもの(重量200g前後)なら軽く、持ち運びの負担も少ない
  • EVA素材のものは拭き取りがしやすく、除菌シートでの手入れにも向いています

車の外に出て、ドアに手をついた状態で脚の裏側をコロコロするだけでも、次の訪問先への移動前の体のリセットになります。

車内収納の工夫:見えない場所+仕切りがある収納

器具そのものの選び方だけでなく、どこに収納するかも重要な要素です。

  • グローブボックスは温度が上がりやすいうえ容量も限られるので、ゴム製品の長期保管には向いていません
  • トランクの仕切り付きオーガナイザーを使うと、医療材料と分けて収納できて衛生的
  • 後部座席のシートバックポケットは、バンドのような軽いものの一時置き場としては便利ですが、車外から見える位置なので貴重品と一緒に置くのは避けたいところです
  • 器具は車の外から見える位置に置かないというのは、盗難防止の観点でも徹底しておきたいポイントです

深夜早朝の駐車場での使用や、周辺への音の配慮といった一般的な防音の話は、あわせて読みたい:賃貸・マンションでも安心して筋トレを続けるための防音・騒音対策まとめで詳しく扱われているので、そちらを参考にしてみてください。

まとめ

訪問介護・訪問看護という働き方は、隙間時間が細切れで、荷物スペースにも制約がある特殊な環境です。だからこそ、家でのトレーニングをそのまま車に持ち込むのではなく、車内温度・収納スペース・衛生面という3つの条件に合わせて器具を選び直す必要があります。

折り畳み式レジスタンスバンド、六角形のミニダンベル、携帯用フォームローラーはいずれも小さく、拭き取りやすく、車内という限られた空間に馴染みやすい器具です。すべてを完璧に揃える必要はなく、まずは1つだけ試してみて、自分の勤務パターンに合うかどうかを確かめてみるのが良いかと思います。

無理にトレーニング量を増やそうとせず、隙間時間にできる範囲で続けていくくらいの気持ちで取り入れてみてください。

この点については別記事でも詳しく解説しています:車中泊・バンライフでも続けられる携帯トレーニング器具選び

よくある質問

Q. 訪問先の駐車場でトレーニングしていると、利用者様やご家族に見られて気まずくないですか?

A. 気になる場合は、車のドアを開けてストレッチ程度に留めるか、フォームローラーのように座席内で完結する器具を選ぶと目立ちにくいです。大きな動きが必要なバンドトレーニングは、次の訪問先までの移動中に停めた場所を選ぶなど、タイミングを調整している方も多いようです。

Q. 冬場、車内で凍えるように寒い時にゴム製のバンドは劣化しませんか?

A. 低温下でもゴムが硬くなり伸びが悪くなることは一般的に知られています。極端な低温環境が続く地域では、使用前に軽く手で温めてから使うと伸びやすくなります。長期的な保管の観点では、車内よりも自宅の玄関収納などに置いておく方が劣化を抑えられる場合もあります。

Q. 訪問件数が多い日は器具を出す時間すらありません。それでも意味はありますか?

A. 毎日必ずやる必要はないと考えています。使える日にだけ使う、くらいの緩さで十分です。無理に習慣化しようとしてストレスになるより、隙間ができた時にたまたま車にあるから触ってみる、という程度の距離感の方が長続きしやすいという声もあります。

Q. 車内に置いた器具、匂いが気になりませんか?

A. TPEやEVAなどの素材は比較的匂いが付きにくいとされていますが、湿気がこもる季節は陰干しや除菌シートでの拭き取りをこまめに行うと安心です。特に訪問先を回るお仕事の場合は、器具の清潔さは利用者様への配慮としても意識しておきたいポイントです。

Q. トランクに医療材料と一緒に積んでも問題ないですか?

A. 直接触れ合う収納は避けた方が良いです。仕切り付きのオーガナイザーやポーチで分けて収納し、医療材料側に汗や皮脂が付着しないよう配慮すると安心して使い続けられます。

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