黒一色に飽きた人のためのインテリアに馴染む筋トレ器具の色選び

黒一色に飽きた人のためのインテリアに馴染む筋トレ器具の色選び|選び方ガイドのイメージ画像 選び方ガイド

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「せっかく揃えたお気に入りの部屋に、真っ黒でゴツいダンベルがひとつ置かれているだけで、なんだか空間の雰囲気が崩れる気がする」——そんな感覚、実はかなり多くの人が密かに抱えているんじゃないかと思います。

筋トレ器具は基本的に「機能性」を最優先に設計されているので、色に関しては黒・グレー・シルバーの3択みたいな状態がずっと続いてきました。でも最近は、インテリアに馴染むカラーバリエーションを持つ製品も増えてきていて、選び方次第で「器具を隠す」から「器具を飾る」に発想を切り替えられるようになってきています。この記事では、そのあたりの具体的な色選びの考え方をまとめていきます。

なぜ黒い器具だけがインテリアを浮かせるのか

これは単純に「彩度と質感」の問題です。黒やシルバーのラバー・鉄素材は光の反射が強く、部屋の中で視線が集まりやすい色なんですよね。ベージュやくすみカラーでまとめたナチュラルテイストの部屋に、光沢のある黒いダンベルがひとつ置かれると、そこだけ「異物感」が出てしまう。

これは色彩心理の話というより、単純にインテリア全体の彩度のばらつきが原因です。部屋の家具・カーテン・ラグの彩度がある程度そろっているところに、彩度・明度差の大きいアイテムが混じると、目線がそこに引き寄せられてしまう。筋トレ器具の「いかにも」感の正体は、実はこの彩度差だったりします。

対策しないまま器具を増やしていくと、部屋全体が「インテリアショップの一角」と「スポーツ用品店の一角」に分断されたような、ちょっと落ち着かない空間になってしまいます。これ、地味にストレスになるんですよね。

ベースカラーに合わせるか、あえて差し色にするか

色選びには大きく2つの方向性があります。

  • 同化させる方向:部屋のベースカラー(白・ベージュ・グレー系)に近い色や、木目調を選んで、器具の存在感そのものを薄くする
  • 差し色として楽しむ方向:くすみピンクやセージグリーンなど、部屋のアクセントカラーと同系色の器具を選び、あえて「インテリアの一部」として主張させる

初心者のうちは、まず「同化させる方向」から試すのがおすすめです。差し色は部屋全体のカラーコーディネートをある程度理解していないと、逆に浮いてしまうリスクがあるからです。

素材の質感も色と同じくらい重要

実はここ、初心者がかなり見落としがちなポイントなんですが、色だけでなく「表面の質感(マット or 光沢)」を合わせないと、色を合わせても浮いてしまいます

例えば北欧系インテリアでよく使われるオーク材やウォールナット材は、いずれも光沢の少ないマットな質感です。同じベージュ系の器具でも、表面がツヤツヤのプラスチック製だと質感のミスマッチで違和感が出てしまう。色相だけでなく「マット・半光沢・光沢」のどのグループに部屋の家具が属しているかを、一度チェックしてから器具を選ぶと失敗が減ります。

カラーダンベル

黒いラバーダンベルの代わりに、パステルカラーやアイボリー系のラバーコーティングが施されたダンベルを選ぶと、それだけで印象がかなり変わります。2〜5kg程度の軽めのダンベルであれば、フローリングやラグの上にそのまま置いても「トレーニング器具」というより「インテリア小物」に近い存在感になります。

ただし重量が上がるほど、色付きラバーの選択肢は少なくなる傾向があります。10kg以上の高重量帯は黒・グレーが主流なので、その場合は無理に色にこだわらず、後述するレイアウトの工夫で目立たせない方向を検討するのも手です。

木目調ヨガマット

ヨガマット・トレーニングマットというと「防音・防振」の機能面ばかりが語られがちですが、最近は表面が木目調プリントになっている製品も出てきています。厚み6〜10mm程度のPVC・TPE素材のマットであれば、フローリングの上に敷いても床材と一体化して見えるので、使わないときにも違和感が少なくなります。

防音・防振のマット選びそのものの基準(厚みや素材による効果の違いなど)については、既に別の記事で詳しく扱っているので、防音マット・防振ゴムの選び方比較を参照してもらえればと思います。この記事ではあくまで「見た目」の観点にとどめます。

パステルカラーのケトルベル

ケトルベルは形状自体がインテリア雑貨として成立しやすいアイテムです。4〜8kg程度のパステルグリーンやダスティピンクのケトルベルであれば、玄関脇やベッドサイドに置いても、観葉植物の鉢や小物入れと並んでいるような感覚で違和感が出にくいです。

筆者自身、器具を選ぶときは収納性よりも「部屋の風景になじむかどうか」を密かに重視しているタイプです。実際、ダンベルとベンチだけは色・質感含めて部屋に置いても気にならないものを選んだので、今でも一番買ってよかったと感じている器具です。逆に、機能性だけで選んで「いかにも」な見た目になってしまった器具は、結局クローゼットにしまい込む結果になりがちでした。

色選びで失敗しないための3つの確認ポイント

  • 部屋の主要な家具(ソファ・ベッド・ラグ)の色相を1つ紙に書き出してみる
  • その色相に近い、または補色にならない色の器具を選ぶ
  • 表面の質感(マット系か光沢系か)を家具と揃える

このプロセスを踏むだけで、通販サイトで「なんとなく可愛いから」で選んで失敗するリスクはかなり減らせます。

置き場所そのものの工夫については、SNS投稿での見え方も含めて別記事で詳しく扱っているので、そちらも参考にしてみてください。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください:SNS配信でも映える、狭いワンルームのトレ器具レイアウト術

それでも「機能性」を犠牲にしてはいけない理由

色や見た目を重視するあまり、耐久性やグリップ性能を妥協してしまうのは本末転倒です。ダンベルであれば、色付きラバーでも滑り止め加工やグリップの太さはきちんと確認する必要があります。

なお、フリーウェイト系の器具は、マシンと比べて筋力・筋肥大の効果に大きな差はないというメタ分析もあり、見た目重視でダンベル・ケトルベルを選んでも、トレーニング効果そのものを心配する必要は基本的にありません。ただしこれは「その運動様式に特化した効果が出やすい」という特異性の話でもあるので、あくまで一般的な傾向として捉えてもらえればと思います。

まとめ

黒一色の器具に飽きたら、まずは「同化させる方向」でパステルカラーや木目調のアイテムから試してみるのがおすすめです。色だけでなく質感を家具に合わせることが、実は一番の近道だったりします。

高重量帯になるほど色の選択肢は狭まりますが、それは仕方のない部分でもあるので、そこは機能性を優先しつつ、レイアウトの工夫でカバーするという割り切りも大切です。

よくある質問

Q. カラーダンベルは黒いダンベルより値段が高いのでしょうか?

A. 一般的にカラーバリエーションのある製品は、コーティング工程が増える分わずかに価格差が出ることがありますが、大きな差ではないケースも多いです。購入前に個別の製品ページで確認するのが確実です。

Q. パステルカラーの器具は色落ちしやすいですか?

A. ラバーやシリコン素材の場合、直射日光に長時間当て続けると色あせが起きる可能性はあります。窓際に置く場合は、日焼け対策も兼ねて設置場所を工夫するとよいでしょう。

Q. 木目調のマットは滑りやすくないですか?

A. 表面プリントと滑り止め性能は別の要素なので、木目調でも表面加工がしっかりしていれば問題ないケースが多いです。素材(TPEかPVCか)と表面の凹凸加工を確認して選ぶことをおすすめします。

Q. 差し色として器具を選ぶ場合、何色がおすすめですか?

A. 部屋のアクセントカラーと同系色を選ぶのが基本ですが、断定的に「この色が正解」ということはありません。個人の好みや部屋の雰囲気によって合う色は変わるので、まずは小さいアイテム(ヨガブロックなど)で試してみるのも一つの方法です。

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