(本記事はアフィリエイト広告を含みます。)
「運動したら気分がいいらしい」と聞いて、筋トレやウォーキングを始めてみたものの、正直そこまで気分が晴れる実感がない…という人、実は結構多いんじゃないかと思います。
筆者自身、自宅トレーニングを続けている中で「ジムのように周りに人がいる環境がないと、一人でモチベーションを保ち続けるのは想像以上に難しい」と感じた経験があります。誰かに見てもらえるわけでもなく、成果もすぐには出ない。そんな中で「運動すると幸せになる」という言葉だけを信じて頑張るのは、正直しんどいんですよね。
この記事では、その「幸せになる仕組み」を、専門知識ゼロの人でも分かるレベルまで噛み砕いて用語集としてまとめます。仕組みを知っておくと、「なんで今日は気分が上がらないんだろう」という時にも、必要以上に自分を責めずに済むようになります。
仕組みを知らないまま挫折するとどうなるか
運動と気分の関係についてよくある誤解が、「運動すればすぐにテンションが上がる」というものです。これを信じたまま始めると、こんなことが起こりがちです。
- 初日〜数日は「なんか気分いいかも」と感じるが、1〜2週間で特に何も感じなくなる
- 「効果がないなら意味がない」と思い込み、そこでやめてしまう
- 実際には体の中で起きている変化に、単純に慣れてきているだけということに気づかない
実際、運動を始めた初心者の継続率はかなり厳しい数字が報告されています。トレーニングアプリ利用者を対象にした大規模な調査では、初心者の運動継続率は6ヶ月時点で18.1%まで下がり、続けられなかった人が運動をやめるまでの期間は、中央値で14週だったと報告されています。つまり多くの人が、3ヶ月ちょっとで「もういいかな」となってしまっているわけです。
これは意志の弱さの問題ではなく、「気分の変化の仕組み」を知らないまま、期待と現実のギャップに疲れてしまうことが一因なんじゃないかと個人的には思っています。ここから、その仕組みを一つずつ見ていきます。
エンドルフィンって何?
エンドルフィンとは、体を動かしたときに脳の中で作られる物質の一つで、痛みや不快感を和らげ、気分を軽くするような働きがあると言われています。「ランニングをした後にスッとした感覚がある」といった、運動直後の一時的な気分の良さに関わっているとされる代表的な物質です。
セロトニンって何?
セロトニンは、気分の安定や落ち着きに関わっているとされる脳内物質です。エンドルフィンが「運動直後のパッと来る快感」に近いイメージなのに対し、セロトニンはもう少しじっくりと、日々の気分の土台を整えるような役割だと一般的に説明されています。
ドーパミンって何?
ドーパミンは、「やる気」や「達成感」に関係すると言われている物質です。目標を達成したときや、新しいことに挑戦したときに出やすいとされていて、「今日のトレーニングメニューを終えられた」という小さな達成の積み重ねが、この仕組みに関わっているのではないかと考えられています。
ランナーズハイって何?
ランナーズハイとは、長時間の運動中に一時的に気分が高揚し、疲労感が薄れるような感覚を指す言葉です。名前の通りランニングで語られることが多いですが、必ずしも走らないとダメというわけではなく、一定時間続く運動全般で似た感覚を持つ人がいると言われています。ただし個人差が大きく、誰にでも必ず起きる現象というわけではありません。
コルチゾールとの関係
コルチゾールは「ストレスホルモン」と呼ばれることが多い物質で、過度な運動や睡眠不足、精神的なストレスが続くと分泌が増えるとされています。適度な運動はストレスへの耐性を助けると言われる一方、無理な追い込みすぎはこのコルチゾールを増やしてしまい、逆に気分の落ち込みにつながる可能性がある、という指摘もあります。「頑張れば頑張るほど気分が良くなる」わけではない、というのはここが見落とされがちなポイントです。
「気合」より「仕組み」で続ける発想を持つ
ここまで見てきたように、運動直後の気分の良さ(エンドルフィン的な変化)と、長期間続けた後に感じる気分の安定(セロトニンなどが関わるとされる変化)は、少し性質が違うものだと考えられています。つまり、「今日1回やっただけでは、じっくり効いてくるタイプの変化にはまだ辿り着いていない」というのは、ごく普通のことなんですよね。
継続のしやすさについては、性格タイプによる向き不向きも指摘されています。外向的な人は誰かと一緒に行う運動プログラムに、内向的な人は自宅での個別運動プログラムにそれぞれ適応しやすい可能性があるという解説もあり、「一人で自宅トレーニングが続かない」というのが、必ずしも自分の性格の欠点というわけでもなさそうです。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください:三日坊主で終わらない自宅トレーニングの始め方
気分の変化を感じやすくする、狭い部屋での始め方
仕組みが分かったところで、「じゃあ何をすればいいのか」という話です。完全初心者がいきなり激しい運動をする必要はなく、まずは体を動かす時間そのものを確保することが大切です。
まず用意したい道具は、以下の3つです。
- 床に直接座ったり寝転んだりするためのヨガマット
- 少しずつ負荷を上げていくための軽量ダンベル
- 運動と休憩の時間を自動で計ってくれるインターバルタイマー
ヨガマットとトレーニングマット、何が違うの?
まず今更聞けない疑問として、「ヨガマットとトレーニングマットは違うものなの?」というのがあると思います。厳密な線引きはありませんが、一般的にヨガマットは薄手(3〜6mm程度)で、ストレッチや静かなポーズ中心の動きに向いています。一方トレーニングマットは10mm以上の厚みがあり、跳んだり跳ねたりする動きの音や衝撃を吸収する目的で作られていることが多いです。完全初心者がまず体を動かす習慣をつけたいだけなら、薄手のヨガマットで十分な場合が多いです。
軽量ダンベル、パッケージのどこを見ればいい?
ダンベルを初めて買うときは、商品ページの「重量」欄と「素材」欄を必ず確認してください。初心者であれば1〜2kg程度の軽いもので十分で、グリップ部分がラバー(ゴム)素材だと、床に置くときの音が静かで、賃貸でも扱いやすくなります。「耐荷重」という欄は主にベンチなど支える側の器具に書かれているものなので、ダンベル自体を選ぶときにはそこまで重視しなくて大丈夫です。
インターバルタイマー、なぜ音が出ないタイマーがいいのか
運動と休憩の切り替えを、いちいち時計を見て判断するのは地味に面倒で、これも挫折の小さな原因になります。振動だけで知らせてくれるタイプや、音量を細かく調整できるタイプのインターバルタイマーを選ぶと、集合住宅でも気にせず使えます。
なお、そもそも何から手を付ければいいか分からないという人は、器具選びより前の段階でつまずいていることも多いです。
まとめ
運動をすると気分が良くなる、というのはあながち間違いではありませんが、その裏には「エンドルフィンによる一時的な快感」と「セロトニンなどが関わるとされる、じっくりした気分の安定」という、少なくとも2種類の異なる変化があると考えられています。1回やってすぐに大きな変化を感じられなくても、それは失敗ではなく、まだ長期的な変化の段階に届いていないだけかもしれません。
まだはっきりと結論が出ていない部分も多い分野ではありますが、「今日は気分が上がらなかったから運動に意味がなかった」と即座に判断せず、まずは短時間・低負荷から続けてみる、というスタンスが自分には合っているんじゃないかと思っています。
よくある質問
Q. 運動しても全然気分が変わらないのは、自分に合っていないということですか?
A. 個人差が大きい部分なので、必ずしもそうとは言えません。エンドルフィンやセロトニンなどの物質の働き方には個人差があるとされており、感じやすさも人それぞれです。数回で判断せず、数週間続けてみてから振り返るのがおすすめです。
Q. 気分を良くする目的だけなら、激しい運動をした方がいいですか?
A. 必ずしもそうとは言えません。過度に追い込む運動は、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌を増やす可能性があるとも言われており、逆効果になるケースも指摘されています。まずは軽い負荷から始めるのが無難です。
Q. ランナーズハイは筋トレでも感じられますか?
A. ランナーズハイという言葉自体はランニングの文脈でよく使われますが、似たような高揚感を、比較的長時間続ける運動全般で感じる人がいるとも言われています。ただし全員が経験するものではなく、個人差が大きい現象です。
Q. 一人で続けるモチベーションが保てません。何かコツはありますか?
Q. 効果を感じるまでどれくらいかかりますか?
A. 明確な期間は個人差が大きく断定できませんが、一時的な気分の変化は運動直後から感じる人もいる一方、気分の安定のような長期的な変化には、継続した期間が必要になると一般的に言われています。焦らず気長に見ていくのがよさそうです。
賃貸・狭い部屋でのフィットネス情報を、いち早くLINEでお届けします



コメント