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通販サイトでダンベルを検索してみたら、商品名に「可変式」「固定式」という文字がずらっと並んでいて、結局どれもカートに入れられずページを閉じてしまった――。そんな経験、ありませんか。
実はこの2つの言葉の意味さえ分かれば、選択肢は一気に絞り込めます。この記事では、筋トレも器具も初めてという方向けに、可変式・固定式ダンベルの違いをゼロから解説していきます。
そもそも「ダンベル」って何?
まず基本の確認から。ダンベルとは、手に持って使う重り(おもり)のことです。片手に1つずつ、両手で2個1セットとして使うことが多く、腕を曲げ伸ばしする・持ち上げる・肩の高さまで上げるといった動きに負荷をかけて筋肉を鍛える、筋トレという運動に使う道具です。
見た目は握りやすいように真ん中がくびれた形をしていて、両端に丸い、または六角形の重り部分がついています。この形自体はどのダンベルにも共通しているので、まずは「筒状の持ち手+両端の重り」というイメージを持っておけば大丈夫です。
「可変式」「固定式」って結局何が違うの?
ここが今回の本題です。難しく考える必要はありません。
- 固定式ダンベル:重さが決まっていて、変えられないダンベル。例えば「3kgのダンベル」を買ったら、ずっと3kgのまま使い続けます。
- 可変式ダンベル:1つの本体で、重さを自分で変えられるダンベル。同じ本体で2kgにも10kgにもできる、という仕組みです。
つまり「重さを変えられるかどうか」の違いだけなんですよね。文字だけ見ると難しそうですが、意味自体はとてもシンプルです。
意味を知らずに買うとどうなる?よくある失敗
ここで少し、対策をしないまま適当に買ってしまった場合の話をしておきます。
- 固定式を1つだけ買って始めたものの、数ヶ月で身体が慣れてきて「もう少し重いのが欲しい」となり、結局もう1セット買い直すことになった
- 可変式なら1つで済むと思って買ったら、本体自体が思ったより大きく、収納棚に入らなかった
- 可変式の中に「ダイヤル式」と「プレート式」という2種類があることを知らず、細かく重さを調整できないタイプを選んでしまい後悔した
特に3つ目は初心者がかなりつまずきやすいポイントなので、次で詳しく説明します。
固定式ダンベルが向いている人
固定式は、1kg・2kg・3kg…というように、重さごとに1本ずつ独立した商品として売られています。多くの場合、六角形(ヘキサゴン型)になっていて、床に置いても転がらないよう工夫されているものが一般的です。表面はラバー(ゴム)でコーティングされていることが多く、床を傷つけにくいのも特徴です。
固定式が向いているのはこんな人です。
- どのくらいの重さから始めればいいか分からず、まず1つの重さで試してみたい人
- 部屋にダンベルを何本か並べても気にならない、置き場所にある程度余裕がある人
- 重さを変える手間なく、パッと持ってすぐ使いたい人
可変式ダンベルが向いている人
可変式には、大きく分けて2つの仕組みがあります。
- ダイヤル式:本体の横についているダイヤルを回すだけで重さが変わるタイプ。例えば「2.5kg〜24kg」の範囲で、2.5kg刻みや1kg刻みなど、細かく調整できる製品が多いです
- プレート式:円盤状の重り(プレート)を必要な分だけ差し込んで、ピンで固定するタイプ
なぜ1つの本体でここまで重さを変えられるのかというと、内部にいくつもの重りの層が仕込まれていて、ダイヤルやピンの操作で「どの層まで一緒に持ち上げるか」を切り替えているからです。仕組みが分かると、あの小さな本体で数十キロ分をカバーできる理由も納得できるのではないでしょうか。
可変式が向いているのはこんな人です。
- とにかく収納スペースが限られている一人暮らしの人
- これから徐々に重さを上げていきたい、成長段階に合わせて調整したい人
- 何本もダンベルを並べる置き場所がない人
ただし先ほど触れた通り、ダイヤル式かプレート式かで、重さの刻み幅がどのくらい細かいか大きく変わります。ここを確認せずに買うと、「あと少しだけ重くしたいのに、次の段階が急に重すぎる」ということが起こりやすいので、購入前には必ず商品ページで確認しておきましょう。
より収納性を重視して選びたい方は、詳しくはこちらの記事も参考にしてください:収納できる可変式ダンベルの選び方も合わせて参考にしてみてください。
商品ページで実際にどこを見ればいい?
通販サイトで初めてダンベルを選ぶとき、以下の欄を確認すると迷いにくくなります。
- 「セット内容」の欄:固定式の場合、片方だけの重さなのか、2個セットの重さなのかが書かれています。ここを見落とすと、「思っていた半分の重さしかなかった」ということが起こります
- 「重量範囲」の欄:可変式の場合、最小〜最大の重さがここに書かれています
- 「刻み幅」または「調整単位」の欄:可変式の場合、何kgずつ変えられるかが書かれています。書かれていない場合は、商品説明の写真やレビューで確認するのがおすすめです
商品ページの記載だけでは分かりにくい、シャフト(持ち手の棒)やプレート(重りの円盤)といった各部分の名前については、あわせて読みたい:ダンベルの『シャフト』『プレート』って何?仕組みが分からない人へで詳しく解説しています。
置き場所も一緒に考えておく
固定式は複数本を並べて置くことになるので、床に直置きすると部屋が散らかって見えたり、掃除のたびに動かす手間が出てきます。専用のラックがあると、見た目もすっきりし、取り出しやすさも変わってきます。
ちなみに、当サイトの運営者自身も自宅の器具の中でダンベルとベンチが一番買ってよかったと感じているそうです。理由は、この2つさえあれば身体の多種多様な部位を鍛えられ、他の器具をあれこれ増やす必要がなかったからとのこと。最初の1つを選ぶときは、それくらい「まずはダンベルさえあれば十分」というくらいの気持ちで選んで良いのかもしれません。
まとめ
固定式は「重さが決まっている代わりにシンプルで扱いやすい」、可変式は「重さを変えられる代わりに仕組みの違いを理解しておく必要がある」という、それぞれのメリット・デメリットがあります。
- 置き場所に余裕があり、まずは低い重さから試したいなら固定式
- 収納スペースが限られていて、将来的に重さを上げていきたいなら可変式
- 可変式を選ぶ場合は、ダイヤル式かプレート式か、刻み幅がどのくらいかを必ず確認する
どちらが絶対的に優れているというものではなく、自分の部屋の広さや続け方に合わせて選べば良いものです。まずは商品ページの「セット内容」「重量範囲」「刻み幅」の3点をチェックするところから始めてみてください。
よくある質問
Q. ダンベルは片方だけ買っても大丈夫ですか?
A. 種目によっては片手ずつ交互に使うこともありますが、基本的には両手で1セット(2個)として使うことが多いです。商品ページの「セット内容」の欄で、1個の値段なのか2個セットの値段なのかを必ず確認しましょう。
Q. 可変式は固定式より壊れやすいですか?
A. 可変式はダイヤルやピンなどの可動部分があるため、固定式に比べると構造は複雑です。ただし、壊れやすいかどうかは製品ごとの作りによって差があるため、一概には言えません。気になる場合はレビュー欄で耐久性に関する記載を確認してみると良いでしょう。
Q. 最初にどのくらいの重さを選べばいいですか?
A. 個人差が大きいので一概には言えませんが、初めての場合は軽めの重さから試して、慣れてきたら重くしていくという考え方が一般的です。可変式であれば、この調整がしやすいというメリットがあります。
Q. 固定式を複数本買うのと、可変式を1つ買うのとではどちらが安いですか?
A. 価格は商品や重さの範囲によって変動するため一概には言えません。ただ、固定式を何本も買い足していくと、結果的に可変式1つ分と同じくらいの費用になることもあります。今後どのくらい重さの幅を使う予定かで判断すると良いでしょう。
Q. 可変式のダイヤル式とプレート式、どちらが初心者向けですか?
A. どちらが優れているというより、それぞれ特徴が異なります。ダイヤル式は操作が簡単で細かい調整がしやすい傾向がありますが、本体がやや大きめになりやすい製品もあります。プレート式はコンパクトなものが多い一方、重さを変える際にプレートの出し入れという手間が発生します。自分がどちらの手間を許容できるかで選ぶと良いでしょう。
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