ダンベル・ケトルベル・バーベルの違いが分からない人への図解ガイド

ダンベル・ケトルベル・バーベルの違いが分からない人への図解ガイド|用語集のイメージ画像 用語集

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筋トレ系のSNSや動画を見ていると、「今日はダンベルカールしました」「ケトルベルスイング10回×3セット」みたいな投稿がどんどん流れてきますよね。でも正直なところ、「そのダンベルって何?ケトルベルとバーベルって何が違うの?」というレベルでつまずいている人、実はかなり多いんじゃないかと思います。

この記事では、そんな器具の名前すら曖昧な完全初心者の方向けに、ダンベル・ケトルベル・バーベルの見た目・用途・賃貸暮らしでの向き不向きを整理していきます。

名前を知らないまま買うとどうなるか

器具の見た目を知らないまま通販サイトで検索すると、けっこう困ったことが起きます。

  • 「バーベルセット」と検索して届いたら、長さ180cmの鉄の棒が玄関に入らなかった
  • 「ケトルベル」を軽い気持ちで注文したら、想像以上に重くて持ち手部分の太さも合わず握りにくかった
  • ダンベルの重量表記の見方が分からず、届いてから「これ重すぎる/軽すぎる」と気づいた

こういう失敗は、そもそも「その器具がどういう形で、何をするための道具なのか」を知らないまま注文してしまうのが原因です。まずは3つの見た目と役割をはっきりさせておきましょう。

ダンベル:片手に1個ずつ持つ、両端が重い短い棒

ダンベルとは、短い棒(20〜40cmほど)の両端に丸い重りがついた、片手に1つずつ持って使う道具です。左右の手にそれぞれ1個ずつ持って、腕を曲げ伸ばししたり肩の上に持ち上げたりして使います。

重さは1kg程度の軽いものから、20kg以上の重いものまで幅広く、初心者は5〜10kgあたりから始める人が多いです。

ケトルベル:やかんのような形をした、持ち手つきの鉄の塊

ケトルベルとは、丸い鉄の塊の上部に持ち手(ハンドル)がついた、まさに「やかん(ケトル)」のような形をした器具です。両手または片手で持ち手を握り、体の前で振り子のように振る「スイング」という、腰を折って股関節を使いながら鉄の塊を前後・上下に振る動きが代表的な使い方になります。

ダンベルのように腕だけを動かすというより、体全体を使ってダイナミックに振り回すイメージの器具です。

バーベル:長い棒に円盤状の重り(プレート)を差し込む器具

バーベルとは、長さ150〜220cmほどの長い棒(バー)の両端に、円盤状の重り(プレート)を差し込んで使う器具です。両手で棒の真ん中あたりを握り、寝転んだ状態で胸の上に持ち上げたり(ベンチプレスという、仰向けに寝転んで胸の上でバーベルを上下させる種目です)、床から持ち上げたり(デッドリフトという、床に置いたバーベルを腰を落として持ち上げる種目です)して使います。

三種の中で唯一「棒+別売りの重り」を組み合わせて使う器具で、重りの数を変えることで扱う重量を細かく調整できるのが特徴です。

それぞれ何に向いているのか

ざっくり分けると、こんな役割分担になります。

  • ダンベル:腕・肩・胸など、体の細かい部位をピンポイントで鍛えたいときに向いている
  • ケトルベル:腰から下・体幹をまとめて使う、勢いのある動きを取り入れたいときに向いている
  • バーベル:一度に扱える重量が大きいので、より高重量でのトレーニングをしたい人向け

詳しくはこちらの記事も参考にしてください:腹筋ローラー?レジスタンスバンド?器具の名前が分からない人の図鑑

賃貸・狭い部屋で現実的なのはどれか

ここからがこのサイトらしい話になりますが、賃貸・一人暮らしという条件で考えると、この3つは同列には語れません。

  • ダンベル:場所を取らず、床への衝撃も比較的コントロールしやすい。このサイトの読者にとって最も現実的な選択肢
  • ケトルベル:スイングという動きの性質上、振り下ろす瞬間に音や振動が出やすい。スイングをせず、持ち上げるだけの使い方に絞るなら選択肢に入る
  • バーベル:天井までの高さや、寝転ぶための床スペースが必要な上、プレートの脱着・保管も含めて場所を取りすぎる

筆者自身、自宅にベンチプレス用のバーとプレートを揃えたことがありますが、正直なところ「重量上げに完全特化した道具」で、賃貸の限られたスペースで使うには実用性が低かったと感じています。一方で、ダンベルとベンチだけは今でも「一番買ってよかった器具」だと感じていて、この2つだけで体の多くの部位のトレーニングができてしまうんですよね。

賃貸で最初の1つを選ぶなら、まずはダンベルから検討するのが無難です。

商品ページ・パッケージのどこを見ればいいか

初めて器具を買うとき、どこを確認すればいいか分からない、という声もよく聞きます。最低限、次の項目はチェックしておきましょう。

  • 「重量」の欄:kg表記が「片方の重さ」なのか「セット合計の重さ」なのかを必ず確認する(詳しくは上記の内部リンク記事へ)
  • 「材質」の欄:鉄がむき出しの「アイアン(鋳鉄)」か、表面がゴムで覆われた「ラバーコーティング」かで、床への衝撃音や傷のつきやすさが変わる
  • 「固定式/可変式」の表記:ダンベルには重さが変えられない「固定式」と、プレートを付け替えて重さを変えられる「可変式」がある

意外と知られていない、グリップの太さの違い

ここで一つ、初心者が見落としがちなポイントを紹介します。実はケトルベルは、同じ重さでもメーカーによって持ち手(ハンドル)の太さがけっこう違うんです。手が小さめの人が太いグリップのケトルベルを選んでしまうと、握力を余計に使ってしまい、本来鍛えたい部位より先に前腕が疲れてしまう、ということが起こりえます。商品ページに「グリップ直径」の記載があれば、一度確認してみると失敗が減るかもしれません。

まとめ

ダンベル・ケトルベル・バーベルは、どれも「重りを使って体に負荷をかける」という点では共通していますが、形も、使う動きも、賃貸での扱いやすさもまったく違います

  • ダンベル:片手ずつ持つ、両端が重い短い棒。賃貸でまず検討したい選択肢
  • ケトルベル:やかん型の持ち手つきの鉄の塊。振り回す動きが中心で音に注意
  • バーベル:長い棒に重りを差し込む器具。スペースが必要で賃貸には不向きな場合が多い

まずはダンベルから始めて、必要に応じて他の器具を検討していく、という順番で考えれば、通販での「思っていたのと違った」という失敗はかなり減らせるはずです。

あわせて読みたい:筋トレ器具ってどこで買うの?店と通販の違いが分からない人へ

よくある質問

Q. ダンベルとバーベルなら、初心者はどちらを最初に買うべきですか?

A. 賃貸・狭い部屋という条件であれば、ダンベルの方が現実的です。場所を取らず、片手ずつ扱えるので体の様々な部位のトレーニングに応用できます。バーベルはスペースと収納の負担が大きいため、自宅環境や目的に応じて慎重に検討することをおすすめします。

Q. ケトルベルのスイングは、集合住宅でやっても大丈夫ですか?

A. 動きの性質上、振り下ろす瞬間に音や振動が出やすい種目です。個人差や床の構造にもよるので一概には言えませんが、不安がある場合はスイングを避けて、静かに持ち上げる動作だけに絞るという選択肢もあります。

Q. 重り(プレート)は、バーベル用とダンベル用で共通して使えますか?

A. 商品によって穴の規格(直径)が異なるため、共通して使えない組み合わせも多いです。購入前に商品ページで対応規格が一致しているかを必ず確認しましょう。

Q. ケトルベルは何kgから始めればいいですか?

A. 体力や経験には個人差があるため一概には言えませんが、初めて使う場合は軽めの重量から試して、フォームや動きに慣れてから徐々に重くしていく人が多いようです。不安な場合は、扱いやすい軽量モデルから試してみるのも一つの方法です。

Q. 3つとも揃えないといけませんか?

A. その必要はありません。どれか1つだけでも十分にトレーニングは成立します。まずはダンベルなど扱いやすいものを1つ用意し、慣れてきたら他の器具を検討する、という進め方で問題ないでしょう。

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