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引っ越して部屋を見渡した瞬間、「あれ、コンセント2口しかない…」と気づいた経験がある人、意外と多いんじゃないでしょうか。昭和築のアパートって、テレビ・冷蔵庫・電子レンジで手一杯になるくらい口数が少なく、しかもブレーカーの容量自体が今の住宅より低めに設定されていることも珍しくありません。
そこに「自宅トレーニングも始めたい」となると、EMS機器の充電、フィットネストラッカーの充電、マッサージガンの充電…と、充電待ちの機器がどんどん増えていく。延長コードでタコ足配線にすればいいと思いがちですが、実はそれ、昭和築賃貸だと結構リスキーな選択なんですよね。
昭和築賃貸のコンセント事情、延長コードだけでは解決しない
まず前提として、昭和築の物件は契約アンペア数が15A〜20A程度に設定されていることが多く、これは今どきの新築マンション(30A〜40A)に比べるとかなり低め。冬場にドライヤーと電気ケトルを同時に使っただけでブレーカーが落ちた、という経験がある人はまさにこのパターンです。
ここに充電式トレーニング機器の充電器をタコ足で並べて挿しっぱなしにすると、他の家電と重なったタイミングでブレーカーが落ちる可能性が上がります。しかも古い配線は経年劣化していることもあり、タコ足配線そのものの発熱リスクにも注意が必要です。深夜早朝のトレーニング音や振動対策についてはコードも音もないEMS機器、賃貸の狭い部屋で使う前に知る選び方でも触れているので、ここでは「電源のやりくり」に絞って考えていきます。
充電式機器を選ぶことの本当のメリットは「同時使用しない」こと
そもそも充電式のEMS機器やマッサージガンを選ぶ最大のメリットは、コードレスで邪魔にならないことだけではありません。使う瞬間だけコンセントを離れて動かせるので、コンセントの「取り合い」自体を時間差で解消できるんです。
つまり、コンセントが2口しかなくても、
- 朝:フィットネストラッカーを外して充電台に置く
- 昼:スマホの充電が終わったタイミングでマッサージガンを充電
- 夜:EMS機器だけ寝る前に満タンにしておく
というふうに、充電を時間帯でローテーションする発想に切り替えれば、口数の少なさはそこまで致命的ではなくなります。同時に全部を充電しようとするから「口が足りない」と感じるだけで、実際は1台ずつ順番に回せば十分なんですよね。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください:マッサージガンの駆動音、賃貸で隣室に気づかれない選び方
モバイルバッテリーを「予備」ではなく「回し方の主力」にする
ここが個人的に一番伝えたいポイントなんですが、モバイルバッテリーは災害時の予備電源としてではなく、コンセント不足を解消する日常インフラとして持つ、という考え方をおすすめしたいです。
具体的には、USB-C PD対応で20000mAh前後、出力18W〜30W程度のモデルを1台用意しておくと、コンセントに挿しっぱなしにしなくてもEMS機器やトラッカーの充電が完結します。日中モバイルバッテリー自体を1回だけコンセントで満タンにしておけば、あとは各機器をそこから充電できるので、「コンセントの取り合い」が「バッテリーの順番待ち」に置き換わるわけです。この発想の転換ができると、口数の少なさに悩む時間がかなり減ります。
ケーブルはUSB-Cに統一する、地味だけど効くコツ
もう一つ見落とされがちなのが、充電ケーブルの規格をなるべくUSB-Cに揃えるという工夫です。EMS機器はMicro USB、トラッカーは専用マグネット式、マッサージガンはUSB-Cと、機器ごとにバラバラな規格だと、結局ケーブルの数だけコンセント周りがごちゃつきます。購入前にケーブルの規格を確認し、できるだけ統一しておくと、モバイルバッテリー1台・ケーブル1〜2本で全部回せる状態に近づきます。
以前、自宅トレを始めたばかりの頃に「便利そうだから」と充電規格もバラバラのまま色々な器具を買い足してしまい、結局コード類が絡まって使わなくなったものが出てきた、という反省があります。買う前に「充電の規格が揃っているか」を一度チェックする習慣は、思っている以上に効きます。
機器選びのチェックポイント
具体的な機器選びでは、以下のような点を確認しておくと後で困りにくいです。
- EMS機器:充電式でバッテリー内蔵型を選ぶと、都度電池を買い足す手間もコンセントの取り合いも発生しにくい
- フィットネストラッカー:満充電で5日〜7日程度もつモデルなら、充電頻度自体を減らせる
- 充電式マッサージガン:フル充電1回で稼働時間2〜3時間程度あるものなら、週1〜2回の充電で十分足りる
- モバイルバッテリー:USB-C PD対応・複数ポートのものなら、将来機器が増えても対応しやすい
EMS機器そのものの効果や、狭い部屋での使い方の注意点は他の記事で詳しく扱っているので、ここでは電源まわりの話に絞りますが、EMS機器を選ぶ際は「効果が保証されているか」ではなく「充電の手間がどれくらいか」で比較する視点も持っておくと選びやすいと思います。
よくある質問
Q. コンセントタップ(複数口の電源タップ)を増設すればいいのでは?
A. 数を増やすこと自体は可能ですが、昭和築賃貸はブレーカーの容量が低いことが多いため、同時に稼働する家電が増えるとタップを増やしても根本的な解決にはなりにくいです。むしろ充電のタイミングを分散させる方が、電気容量の観点では安心です。
Q. 充電式のEMS機器は電池式に比べて不便ではないですか?
A. 一般的に、充電式は電池の買い足しが不要な反面、充電を忘れると使えないというデメリットがあります。ローテーション表を作るなど、充電を習慣化する仕組みを先に決めておくと安心です。
Q. モバイルバッテリーはどれくらいの容量を選べばいいですか?
A. 一般的な目安として、EMS機器やマッサージガン程度の小型機器を数回分充電するなら20000mAh前後が使いやすいとされています。用途や機器の消費電力によって必要な容量は変わるので、購入前に各製品の仕様を確認することをおすすめします。
Q. 古い配線のアパートでタコ足配線をするとどれくらい危険ですか?
A. 配線の経年劣化の度合いは物件ごとに異なるため、一概には言えません。不安がある場合は、契約アンペア数の確認や、必要であれば管理会社や電気工事の専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
昭和築賃貸のコンセント不足は、延長コードやタップを増やすだけでは根本解決にならないことが多いです。それよりも、充電式機器の「充電タイミングをずらす」発想と、モバイルバッテリーを日常的な電源インフラとして使う工夫の方が、口数の少なさをカバーしやすい方法だと感じます。
一度に全部を解決しようとせず、まずは1台のモバイルバッテリーとケーブルの規格統一から始めてみると、コンセント問題のストレスはかなり減らせるはずです。個人差はあるので、自分の生活リズムに合ったローテーションを見つけていってもらえればと思います。
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