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「10lb」「45lb」「2.5kg」……フリマアプリでダンベルを検索していると、こういう表記がバラバラに出てきて混乱した経験、ありませんか。
結論から言うと、1lb(ポンド)はだいたい0.45kgです。逆に言うと、1kgはだいたい2.2lbになります。この数字さえ頭に入れておけば、混乱の8割は解決します。ただ、話はそう単純でもなくて、フリマアプリや中古ショップならではの「表記のクセ」を知らないと、届いてから「思っていた重さと違う」となりがちなんですよね。今日はそのあたりを、初心者向けに丁寧に整理していきます。
そもそも『kg』と『lb』って何が違うの?
kg(キログラム)は、日本を含む多くの国で使われている重さの単位です。日本の体重計・食品パッケージ・国内メーカーの筋トレ器具は、基本的にすべてkg表記になっています。
一方のlb(ポンド)は、主にアメリカやイギリスで日常的に使われている重さの単位です。「ポンド」と読み、パッケージには「lb」「lbs」「LB」などと書かれます。アメリカ製のダンベルやプレート、海外通販で買える輸入品には、このlb表記のものが多いです。
つまり、フリマアプリや中古ショップでkgとlbが混在しているのは、国内メーカー品と海外メーカー品が同じ場所に並んでいるからなんですね。特別ややこしいことをしているわけではなく、単純に「作られた国の単位系がそのまま表記に残っている」だけです。
なぜ換算が必要になるのか
たとえば筋トレを始めたばかりの人が「5kgのダンベルが欲しい」と思って検索したとします。そこで出てくるのが「10lb ダンベル 中古」という出品。これが何kgに相当するのか分からないと、比較のしようがありません。
ここで使うのが、冒頭の換算式です。
- lb → kg:lbの数値 × 0.45(正確には0.4536)
- kg → lb:kgの数値 × 2.2(正確には2.2046)
具体例で早見表を作るとこうなります。
- 5lb ≒ 2.3kg
- 10lb ≒ 4.5kg
- 15lb ≒ 6.8kg
- 20lb ≒ 9.1kg
- 25lb ≒ 11.3kg
- 45lb ≒ 20.4kg
スマホの電卓アプリに「lbの数値×0.45」と打ち込むだけなので、暗算が苦手でも問題ありません。
見落とされがちな『半端な重量』の謎
ここで一つ、面白い発見があります。海外製のダンベルやプレートをkgに換算すると、なぜか「2.3kg」「11.3kg」のような半端な数字ばかりになりますよね。これ、実は海外側では全然半端じゃないんです。
アメリカのウェイト文化では、5lb・10lb・25lb・45lbといったキリのいいポンド単位で重量が刻まれているのが標準です。それをkgに変換した瞬間に、日本人からすると中途半端な数字に見えてしまう、というだけなんですよね。逆に、日本のダンベルを持ってアメリカのジムに行ったら、向こうの人には「なんでそんな半端な重さなんだ」と思われるはずです。単位の基準が違うだけで、どちらの表記も「その国ではキリがいい」というのは、知っておくとちょっと面白い豆知識です。
パッケージ・商品ページで確認すべき場所
初めて器具を買う人がつまずきやすいのは、「どこを見れば単位が分かるのか」という点です。以下を確認する癖をつけると安心です。
- 商品タイトルの数字の直後:「10kg」「20LB」のようにアルファベットが単位を示しています
- 商品説明・仕様欄:「重量」「Weight」という項目の隣に単位が書かれていることが多いです
- プレート本体の刻印:写真が載っている場合、プレートに直接「LB」や「KG」と刻印されていることがあるので拡大して確認しましょう
- セット表記か単体表記か:「2個セットで20kg」なのか「1個あたり20kg」なのかは、説明文をよく読まないと分かりません
特に可変式ダンベルの場合、「片手分の重量」なのか「両手セット合計の重量」なのかを取り違えると、届いてから重さが半分・倍に感じてしまうトラブルになりやすいので、ここだけは必ず出品ページの記載を確認してください。フリマアプリでは出品者が単位や個数の書き方を省略していることも珍しくないので、不明な場合は購入前に質問欄で聞いてしまうのが一番確実です。
固定式・可変式ダンベルそのものの仕組みについては、詳しくはこちらの記事も参考にしてください:『可変式』『固定式』ダンベルって何が違うの?初めて買う人へで詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。
中古・海外通販で特に注意したいポイント
フリマアプリや中古ショップでは、次のようなケースがよくあります。
- 輸入プレートに国内表記シールが後から貼られている:シール表記と刻印が食い違っていることがある
- 単位の誤記:出品者自身がkgとlbを勘違いしたまま出品している
- 海外通販サイトの直送品:商品ページ自体がlb表記のみで、kg換算が併記されていない
筆者自身も自宅トレの中心にダンベルとベンチを据えているのですが、器具選びでは重量以外にも「実物を見ないと分からない情報」の多さを実感しています。中古品は特に、表記だけを鵜呑みにせず、可能なら実際に持って重さを確かめるくらいの慎重さがあってもいいと思います。
中古品全般のチェックポイント(傷・サビ・付属品の有無など)については、あわせて読みたい:中古で筋トレ器具を買うときのチェックポイントでまとめているので、あわせて確認しておくと安心です。
この点については別記事でも詳しく解説しています:ダンベルの『シャフト』『プレート』って何?仕組みが分からない人へ
まとめ
kgとlbの違いは、単に「単位系が違う国のもの」というだけで、難しい話ではありません。1lb ≒ 0.45kg、1kg ≒ 2.2lbという換算式さえ覚えておけば、フリマアプリや海外通販での重量比較はぐっと楽になります。あとは、片手重量なのか合計重量なのか、刻印と説明文が一致しているかを購入前に確認する習慣をつければ、届いてから「思っていた重さと違った」というミスマッチはかなり防げるはずです。焦らず一つずつ確認していきましょう。
よくある質問
Q. lb表記のダンベルを日本のジムで使っても大丈夫ですか?
A. 重さの単位が違うだけで、器具としての機能に問題はありません。ただし、他の日本製プレートと組み合わせて使う場合は、合計重量をkgに換算し直してから記録すると、トレーニング内容の管理がしやすくなります。
Q. 換算した数字はぴったりの重さになりますか?
A. 0.4536という係数で計算しても、四捨五入の関係で表示上は多少の誤差が出ます。トレーニングの記録をつける際は、細かい小数点まで気にしすぎず、目安として扱う程度で問題ないとされています。
Q. フリマアプリで単位の記載がまったくない場合はどうすればいいですか?
A. 写真に写っている刻印を拡大して確認するか、出品者に直接メッセージで質問するのが確実です。特にダンベルは見た目だけでは重さの判断がしにくいため、不明点を残したまま購入するのは避けたほうがよいでしょう。
Q. 可変式ダンベルの『最大重量』もlb表記の場合、どう考えればいいですか?
A. 最大重量の数値も同じ換算式(lb×0.45)でkgに直せます。ただし可変式の場合はプレートの増減単位(刻み幅)もlb基準になっていることがあるため、購入前に1段階あたりの増加量もあわせて確認しておくと安心です。
Q. 海外通販サイトでkg表記が見当たらない場合、どこを見れば確実ですか?
A. 商品仕様(Specifications)の欄に数値の単位が明記されていることが多いです。見当たらない場合は、商品名やパッケージ写真に記載された数字とアルファベットの組み合わせ(例:「45 LB」)を頼りに、購入前に自分で換算しておくことをおすすめします。
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