ランジ・デッドリフト・ヒップスラストって何?種目名図鑑

ランジ・デッドリフト・ヒップスラストって何?種目名図鑑|用語集のイメージ画像 用語集

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筋トレアプリを開いて、今日のメニューに「ヒップスラスト 3セット15回」と表示された瞬間、手が止まったことはありませんか。

「ヒップって腰?お尻?スラストって何する動き?」と思ってYouTubeで検索すると、今度は動画の中で「これはヒンジ動作なので〜」とナレーターがサラッと言い出す。ヒンジって何。結局、1つの疑問を調べるたびに新しい知らない単語が2つ増えていく。これ、完全初心者が挫折する典型的なパターンなんですよね。

この記事では、筋トレ動画やアプリでよく見かける「ランジ」「デッドリフト」「ヒップスラスト」という3つの種目名について、動きのイメージがまったく湧かない人向けに、図鑑のように一つずつ解説していきます。

名前が分からないまま自己流でやると何が起きるか

種目名の意味が分からないまま、動画をなんとなく真似すると起きがちなのが「なんとなく似た動き」で済ませてしまうことです。

例えば「ランジ」を知らずに、ただ足を大きく前に出して体を上下させる動きだけ真似すると、膝がつま先より前に出過ぎて膝関節に負担がかかったり、逆に腰が反ってしまったりします。動きの「目的」を理解していないと、フォームの微妙なズレに気づけないんですよね。

さらに、単語が分からないまま検索を繰り返すこと自体がストレスになって、「なんか難しそう」と自宅トレそのものをやめてしまう人も少なくありません。まずは名前と大まかな動きのイメージだけでも先に押さえておくと、この後の学習がグッと楽になります。

そもそも「種目」って何?

前提として、「種目(しゅもく)」というのは筋トレにおける「1つの動きのパターン」のことです。腕立て伏せも、腹筋も、それぞれ1つの「種目」と呼ばれます。有名な「スクワット」や「プランク」といった基本の種目については、詳しくは「プランク」「スクワット」って何をする動き?種目名がわからない人へで解説していますので、まだ読んでいない場合はそちらもあわせてどうぞ。

ここからは、その先に出てくる3つの種目を見ていきます。

ランジ:足を前後に大きく開いて沈む動き

ランジとは、片方の足を大きく前(または後ろ)に踏み出して、その場で体を上下に沈める動きをする種目です。

イメージとしては、剣道の「面!」で踏み込む姿勢に近いです。前に出した足の膝を曲げて腰を落とし、また元の位置に戻る、これを片足ずつ繰り返します。

  • 前後に足を開いた状態で行うという点が、両足を揃えたまま沈む種目(スクワット系)との一番の違いです
  • 片足ずつ体重を支えるため、バランス感覚も同時に使われます
  • 主に太もも・お尻まわりを狙う種目として紹介されることが多いです

デッドリフト:「床のものを持ち上げる」動きを再現する種目

デッドリフトとは、床に置いた重りを、腰を落として持ち上げ、また床に戻す、という一連の動作を再現する種目です。

「引っ越しの荷物を持ち上げるときの正しい姿勢」を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。膝だけでなく股関節(脚の付け根)をしっかり曲げて、背中はまっすぐのまま持ち上げる、というのがポイントとされています。

自宅でダンベルを使ってデッドリフトをする場合、床とダンベルがぶつかる音や、足を踏ん張る際の振動が思ったより響きやすいので注意が必要です。運営者自身、深夜にダンベルを使ったデッドリフトをしていたところ、階下から苦情を受けたことがあります。その場ですぐにやめて対応し、その後は防音・防振マットを導入したことで、苦情が来ることはなくなりました。賃貸での防音対策については他記事で詳しく扱っているので、ここでは「デッドリフト系の種目は特に音・振動が出やすい」という点だけ覚えておいてください。

ヒップスラスト:お尻を持ち上げる動きをする種目

ヒップスラストとは、肩甲骨あたりをベンチや椅子の座面に乗せた状態で、お尻を天井方向に持ち上げ下げする種目です。

仰向けに寝て橋(ブリッジ)を作る動きに近いのですが、ヒップスラストの場合は肩だけを高い位置に固定するのが特徴で、これによってお尻の筋肉によりピンポイントに負荷がかかりやすくなる、と言われています。

実はこの3つ、共通点がある

ここまで読んで「ランジ・デッドリフト・ヒップスラスト、全部バラバラの動きじゃん」と思うかもしれません。でも実はこの3つ、「股関節を曲げて、また伸ばす」という動きが共通しているんです

デッドリフトは股関節を折り曲げて重りを持ち上げる動き、ヒップスラストは股関節を伸ばしてお尻を持ち上げる動き、ランジも足を踏み込んだときに股関節が曲がり、戻すときに伸びる動きをしています。専門的には「ヒンジ(蝶番)動作」と呼ばれることもありますが、要は「お尻・脚の付け根を使う動き」という大きな仲間だと捉えると、次に新しい種目名が出てきたときも「あ、これもヒンジ系かも」と推測しやすくなります。ここは、種目名を1つずつ丸暗記するより効率がいいポイントなので、ぜひ覚えておいてください。

体のどの部位を鍛えているかまだ整理しきれていない場合は、胸?背中?脚?体のどこを鍛えているか分からない人の部位別入門も参考にしてみてください。

初めて道具を買う人向け:パッケージのどこを見ればいいか

これらの種目は、慣れてくると自分の体重だけでなく、ダンベルやレジスタンスバンドを使ってさらに負荷を高めることが多くなります。初めて買う場合の確認ポイントをまとめておきます。

ヨガマットとトレーニングマットの違い

「今更聞けないけど、ヨガマットと筋トレ用マットって同じもの?」と疑問に思う人も多いはずです。結論から言うと、ヨガマットは薄手(厚さ4〜6mm程度)で柔軟性重視、トレーニング・防音用マットは厚手(10mm以上)で衝撃吸収・防音重視という傾向があります。ランジやデッドリフトのように足を踏み込む・重りを置く動きをする場合は、薄いヨガマットだと床に振動が伝わりやすいので、厚手タイプを選ぶのがおすすめです

ダンベルを選ぶときに見る欄

商品ページで確認すべきは「重量」の欄と「素材」の欄です。初心者の場合、片手2〜5kg程度の軽めのものから始める人が多いですが、ランジやデッドリフトのように全身を使う種目では、慣れてくるとすぐに物足りなくなることもあります。重量を段階的に変えられる可変式タイプなら、買い替えの手間を減らせます。

レジスタンスバンドの「色」の意味

パッケージに複数の色(例:黄・赤・緑・青・黒など)が並んでいる場合、これは負荷の強さの違いを表しています。一般的に色が濃くなるほど負荷が強くなる傾向がありますが、メーカーによって基準が異なるため、必ずパッケージ裏の「負荷強度(kg目安)」の表記を確認しましょう。実際、レジスタンスバンドを使ったトレーニングは、ダンベルなど従来の器具と比べても同程度の筋力向上効果が得られたとする研究も報告されています。ランジやヒップスラストのお尻まわりの動きに輪っか状のバンドを加えると、負荷を手軽に調整できるので、初心者にも扱いやすい道具だと言えます。

特にランジやデッドリフトのように床と重りが接触する種目では、マットの厚みだけは必ず先にチェックしておいてください。音・振動トラブルは後から対策するより、最初から厚手のものを選んでおく方が結果的に手間が少なく済みます。

まとめ

ランジ・デッドリフト・ヒップスラストは、どれも「股関節を曲げ伸ばしする」という共通の目的を持った種目です。

  • ランジ:足を前後に開いて片足ずつ体を沈める動き
  • デッドリフト:床の重りを持ち上げ下げする動き
  • ヒップスラスト:肩をベンチにつけてお尻を持ち上げる動き

名前を丸暗記するのではなく、「お尻・脚の付け根を使う動きの仲間」というくくりで捉えておくと、この先似たような新しい種目名に出会ったときも身構えずに済むはずです。あくまで一般的な傾向の話であり、体の使い方には個人差があるので、動画や本記事の説明を参考にしながら、自分の体に合った動かし方を少しずつ探してみてください。

よくある質問

Q. ランジとスクワット、結局何が違うんですか?

Q. デッドリフトは自宅でダンベルだけでもできますか?

A. はい、ダンベルを両手に持って行うことは可能です。ただし床との接触音や振動が出やすいため、厚手のマットを敷くなど音への配慮をした上で行うのがおすすめです。

Q. ヒップスラストをする際、ベンチがないとできませんか?

A. 自宅にベンチがない場合、安定した低めの椅子やソファの座面で代用する人もいます。ただしぐらつきがあると転倒の危険があるため、安定性を確認してから行ってください。

Q. 初心者はこの3つの種目、全部同時に始めた方がいいですか?

A. 必ずしも同時に始める必要はありません。まずは1つの種目の動きに慣れてから、次の種目に挑戦するくらいのペースでも十分です。個人差があるので、無理のない範囲で進めるのが良いでしょう。

Q. レジスタンスバンドとダンベル、初心者はどちらを先に買うべきですか?

A. どちらが優れているというよりは、置き場所や予算、鍛えたい部位によって向き不向きが変わります。レジスタンスバンドは軽量で収納しやすく、ダンベルは負荷の調整が分かりやすいという特徴があります。まだ迷っている場合は、両方の違いをまとめた記事も参考にしてみてください。

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