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朝起きて、胃のあたりがずっしり重い。水を飲むのもやっとなのに、「せめてタンパク質だけは摂っておかないと」といつものプロテインをシェイクして飲んだら、逆にお腹がゴロゴロしてトイレに駆け込んだ——。接待や飲み会が多い一人暮らし社会人なら、一度はこんな経験があるのではないでしょうか。
実はこれ、本人の体調管理不足というより「プロテインの種類選びのミス」であることが多いんですよね。今回は、体調がベストじゃない日でも無理なく栄養補給できるプロテイン選びについて、掘り下げていきます。
胃もたれの日に「いつものプロテイン」を飲むとどうなるか
普段何気なく飲んでいるプロテインの多くは、WPC(濃縮乳清たんぱく質)というタイプです。これは製造コストが抑えられ栄養価も高い一方で、乳糖(ラクトース)がある程度残っているという特徴があります。
普段は問題なくても、飲み会翌日で胃腸の働きが落ちているタイミングだと話は別です。
- ただでさえ荒れている胃腸に、消化の負担がかかる
- 乳糖の分解がうまくいかず、お腹の張りや不快感につながることがある
- 結果として「栄養補給のつもりが、余計に体調を崩す」という本末転倒な状態になる
さらに厄介なのは、飲み会翌日は体が脱水気味になっていることが多いという点。胃もたれとムカつきで水分すら摂りにくい状態のところに、消化に手間がかかる飲み物を追加してしまうと、体への負担はより大きくなります。「胃腸が弱っている日は、飲むものの種類そのものを変える」という発想を持つことが、実はいちばん見落とされがちなポイントです。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください:接待・飲み会が多い一人暮らし社会人の外食後でも続く自宅トレ習慣
なぜWPI・加水分解プロテインが飲みやすいとされるのか
ここで選択肢に入ってくるのが、WPI(分離乳清たんぱく質)とWPH(加水分解乳清たんぱく質)です。
WPIの特徴
- 製造過程で乳糖や脂質がさらに取り除かれており、タンパク質純度がおおむね90%前後まで高められている製品が多い
- 乳糖が少ない分、乳糖に弱い体質の人でもお腹の不快感が出にくいとされている
WPH(加水分解)の特徴
- タンパク質をあらかじめ細かく分解(加水分解)してあるため、消化の過程で体が行う分解作業の負担が少なく済むと言われている
- そのぶん風味に多少のクセが出やすい製品もある
なぜこの違いが胃もたれの日に効いてくるのか、仕組みを簡単に説明すると、通常のタンパク質は体内で「大きな分子→小さな分子→吸収」という段階を経る必要があります。胃腸が弱っている状態では、この分解作業自体が負担になりやすいんですよね。あらかじめ分子が小さく加工されているWPHや、乳糖という余計な負担要因が減らされているWPIは、その分、体への負担が相対的に軽いと考えられています。
ただし、これは「絶対に胃もたれしない」という保証ではありません。あくまで一般的な傾向の話であり、体調や体質には個人差があるので、自分に合うかどうかは実際に試しながら判断するのが現実的です。
WPCとWPIの違いについてもっと詳しく知りたい方は、あわせて読みたい:プロテインの『WPC』『WPI』って何?パッケージ表示の見方入門も参考にしてみてください。
タンパク質より先に、水分と電解質を優先すべき日もある
ここで一つ、意外と見落とされがちな視点を挟んでおきます。
飲み会翌日でひどく胃がもたれている状態は、体内の水分・電解質バランスが崩れている可能性が高いタイミングでもあります。この状態でいきなりタンパク質(プロテイン)を摂ろうとするのは、実は優先順位が逆かもしれません。
- 脱水気味の体にタンパク質を入れても、消化・吸収がうまく働かない
- 先に水分と電解質を整えたほうが、後で摂るプロテインの負担も軽くなりやすい
そこで検討したいのが経口補水液です。水だけを大量に飲むより、ナトリウムやカリウムといった電解質がバランスよく含まれている経口補水液のほうが、体への吸収効率が良いとされています。
朝一番はまず経口補水液でひと息つき、胃の状態が落ち着いてきたタイミングでWPIやWPHのプロテインを少量から試す、という順番のほうが、体への負担は少なく済みやすいでしょう。
選ぶ前にチェックしたい3つのポイント
実際に「胃もたれ対応プロテイン」を選ぶ際は、以下のポイントを確認しておくと失敗が減ります。
- パッケージ表示で「WPI」または「加水分解(WPH)」の記載があるかを確認する
- 香料・甘味料が強すぎるものは避け、できるだけシンプルな成分表示のものを選ぶ(体調が悪い日は強い香りが逆にきつく感じることがある)
- 一度に大量に飲むのではなく、通常の半量程度から試す(胃腸の負担を見ながら量を調整する)
なお、体調に不安がある場合や、持病があって水分・塩分の摂取量に制限がある方は、自己判断で経口補水液やプロテインの摂取量を増やすのではなく、医師や薬剤師に相談したうえで判断することをおすすめします。
まとめ
飲み会翌日の胃もたれは、多くの人が経験する身近な悩みです。「タンパク質は摂りたいけど、いつものプロテインだと逆にお腹に来る」という場合は、まず経口補水液で水分と電解質を整え、そのうえでWPIや加水分解タイプのプロテインを少量から試してみる、という順番を意識してみてください。
もちろん、これは一つの目安であり、体質や体調によって合う・合わないは変わってきます。まずは自分の体で少しずつ試しながら、無理のない付き合い方を見つけていくのが良いでしょう。
胃に優しいプロテインを探しているなら、LYFTのようなブランドの商品もラインナップを比較してみる価値があります。
よくある質問
Q. 胃もたれがひどい日は、プロテインを飲まないほうがいいですか?
A. 無理に飲む必要はありません。まずは水分と電解質の補給を優先し、胃の状態が落ち着いてから少量のプロテインを試すという順番のほうが、体への負担は少なく済みやすいとされています。体調がすぐれない場合は無理をしないことが大前提です。
Q. WPIや加水分解プロテインなら、二日酔いでも絶対にお腹を壊しませんか?
A. いいえ、絶対に大丈夫という保証はありません。乳糖の少なさや分子の細かさによって消化の負担が相対的に軽いとされているだけで、体質や体調によって合う・合わないには個人差があります。
Q. 経口補水液は毎回の飲み会翌日に飲んでも問題ないですか?
A. 経口補水液は電解質濃度が調整された飲み物なので、毎日習慣的に大量に飲むものというよりは、体調が崩れている時にスポット的に使うイメージが向いています。持病がある方や日常的な摂取について不安がある場合は、医師や薬剤師に相談してから判断してください。
Q. WPIと加水分解、胃もたれの日はどちらを選べばいいですか?
A. どちらも消化への負担が比較的少ないとされていますが、風味の好みや価格帯も異なります。まずはどちらか一方を少量から試してみて、自分の体に合うほうを選ぶのが現実的です。
Q. プロテインの代わりに、コンビニのゼリー飲料でもいいですか?
A. 選択肢の一つとしては十分あり得ます。タンパク質量よりも「その日、無理なく口にできるもの」を優先する視点も大切です。体調がすぐれない日は、完璧な栄養補給よりも継続できる範囲で選ぶことを意識してみてください。
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