ヨガ・ピラティス・筋トレって結局何が違うの?運動の種類整理

ヨガ・ピラティス・筋トレって結局何が違うの?運動の種類整理|用語集のイメージ画像 用語集

(本記事はアフィリエイト広告を含みます。)

「宅トレ 初心者」でYouTubeを検索したことがある人は、たぶん一度は同じ壁にぶつかっていると思います。おすすめ動画にヨガの動画が出てきて、次にピラティスの動画が出てきて、さらに筋トレの動画が出てくる。どれも「初心者向け」「自宅でできる」と書いてあるのに、内容は全然違う。結局どれから見ればいいのか分からなくて、動画を閉じてしまった――という経験、心当たりがある方もいるのではないでしょうか。

実はこれ、筆者自身も宅トレを始めた当初、似たような戸惑いを感じていました。とりあえず色々な器具を買ってはみたものの、目的が曖昧なまま手を出したせいで、結局ほとんど使わなかったものもあります。今回はそうならないために、まず「そもそも何が違うのか」を整理していきます。

用語が分からないまま始めると何が起きるか

運動の種類が分からないまま何となく始めると、こんなことが起こりやすいです。

  • 体を柔らかくしたいだけなのに、いきなり筋トレの動画で腕がプルプルして終わる
  • お腹を引き締めたいのに、ヨガの呼吸法だけで「これで効果あるのかな」と不安になる
  • 「筋トレ」という言葉に怖さを感じて、そもそも何も始められない

目的と運動の種類がズレていると、効果を感じられないまま「自分には向いていない」と誤解して、途中でやめてしまうことが多いんですよね。これは能力や根気の問題ではなく、単に選び方の問題なので、まずは言葉の意味をざっくり掴んでおくだけで、遠回りをかなり減らせます。

ヨガ・ピラティス・筋トレ、そもそも何をする運動なの?

まずはそれぞれ「何をする運動なのか」を、専門用語なしで説明します。

ヨガとは

ヨガは、体を大きく伸ばしたり曲げたりするポーズ(決められた姿勢)を、数十秒〜数分キープしながら深い呼吸を繰り返す運動です。例えば「木のポーズ」という、片足で立ってもう片方の足を内側に折り曲げてバランスを取るポーズなどが代表的です。筋肉に強い負荷をかけるというよりは、柔軟性を高めたり、呼吸を整えてリラックスすることが主な目的とされています。

ピラティスとは

ピラティスは、ヨガと見た目が似ている場面もありますが、目的がかなり違います。お腹の奥にある深い筋肉(体幹)を意識的に使いながら、ゆっくりコントロールされた動きを繰り返す運動です。例えば「ロールアップ」という、仰向けから背骨を1つずつ床から離すように上体を起こしていく動きなどがあります。もともとはリハビリテーション(ケガや病気からの機能回復)のために考案された運動で、姿勢の改善や体幹の安定を目的とすることが多いとされています。

筋トレとは

筋トレ(筋力トレーニング)は、筋肉に一定以上の負荷(重さや抵抗)をかけて、筋力や筋肉量の維持・向上を目指す運動です。例えば「スクワット」という、椅子に座るような動作でしゃがんで立ち上がる動きを繰り返す種目や、「腕立て伏せ」という、両手と両足を地面につけて体を上下させる種目などが代表例です。有酸素運動との違いや、そもそもの筋トレの始め方については、有酸素と筋トレって何が違うの?部屋でできる運動の整理入門で詳しく整理しています。

実はここが一番の誤解:ヨガとピラティスは似ているようで全然違う

ここが、この記事で一番お伝えしたいポイントです。ヨガとピラティスは、どちらも「ゆっくり動く」「マットの上で行う」という見た目の共通点があるせいで、同じジャンルの運動だと思われがちです。

でも、目的で見るとかなり方向性が違います。

  • ヨガ:柔軟性・呼吸・リラックスを重視する傾向がある
  • ピラティス:体幹の筋力・姿勢のコントロールを重視する傾向がある

つまり「なんとなく体を伸ばしてリフレッシュしたい」ならヨガ、「お腹周りをしっかり使って姿勢を整えたい」ならピラティスの方が目的に近い、ということになります。同じ「マット運動」として一緒に検索してしまうと、目的と手段がズレたまま続けることになりやすいので、ここは意外と見落とされがちなポイントです。

じゃあ結局、何から始めればいいの?

正直なところ、「絶対にこれから始めるべき」という正解はありません。ただ、目的別に考えると選びやすくなります。

  • 体を動かす習慣自体をつけたい → ヨガ(体への負担が比較的少ない)
  • 姿勢の悪さや反り腰・猫背が気になる → ピラティス
  • 筋肉量を増やしたい、引き締まった体つきを目指したい → 筋トレ

初めての道具、パッケージのどこを見ればいい?

道具を選ぶとき、完全初心者だとパッケージや商品ページの何を見ればいいのかも分かりにくいと思います。ここでは代表的な3つの道具について、確認ポイントを整理します。

ヨガマットは、ヨガやピラティスを床の上で行うときに、滑り止めとクッションの役割をする敷物です。商品ページでは「厚み」の欄を必ず確認してください。目安として厚み6mm前後のものは携帯性重視、8〜10mm前後のものは膝や腰への負担を減らしたい人向けです。素材は「TPE」や「PVC」といった表記があり、TPEは比較的軽くて環境に配慮した素材とされています。

フォームローラーは、筒状のクッション素材の棒で、筋トレやトレーニングの後に体をゴロゴロと押し当ててセルフケアするための道具です。直径15cm前後、長さ30〜45cm程度のものが一般的で、初めて使うなら表面が滑らかなタイプの方が痛みが強すぎず扱いやすいとされています。

レジスタンスバンドは、輪状や帯状になった伸縮性のあるゴムのバンドで、引っ張ったり伸ばしたりすることで筋肉に負荷をかける道具です。筋トレの器具というと重いダンベルを想像する人も多いと思いますが、レジスタンスバンドは体重をかけて引っ張るだけなので、床への負担や落下音を気にしにくいのが特徴です。実際、レジスタンスバンドでのトレーニングは、ダンベルなどの従来の器具と同程度の筋力向上効果が得られると報告するメタ分析もあり、体脂肪や筋力の変化についても同程度の結果を示したレビューも公表されています。あくまで一般的な傾向を示す研究であり、誰にでも同じ結果が保証されるわけではありませんが、「軽い道具でも代わりになり得る」という点は覚えておいて良いと思います。

どれを買うか迷ったら、まずは1種類だけを選び、2週間ほど続けてみてから追加を検討するのがおすすめです。最初から全部揃えてしまうと、結局どれも中途半端になりやすいというのは、筆者自身が器具を買いすぎて使わないものを後から処分した経験からも感じたことです。

まとめ

ヨガ・ピラティス・筋トレは、見た目が似ている部分があっても、目的が大きく異なる運動です。

  • ヨガ:柔軟性・呼吸・リラックス
  • ピラティス:体幹の筋力・姿勢のコントロール
  • 筋トレ:筋力・筋肉量の向上

よくある質問

Q. ヨガとピラティス、どちらも同時にやっても大丈夫ですか?

A. どちらも比較的体への負担が少ない運動なので、同じ週の中で両方行っても問題ないとされています。ただし体調や疲労感には個人差があるので、無理のない範囲で調整してください。

Q. 筋トレは毎日やらないと意味がないですか?

A. 毎日行う必要は必ずしもありません。筋肉には休息の時間も必要とされているため、部位ごとに休みを挟みながら続ける方法が一般的です。

Q. ヨガマットは筋トレにも使えますか?

A. 使うこと自体は可能ですが、筋トレでダンベルなどを扱う場合はヨガマットだと薄くて滑りやすいことがあります。用途に応じたマットの選び方については、既存の関連記事も参考にしてみてください。

Q. どれも続けられる気がしません。何から手をつければいいですか?

A. まずは道具を使わずにできる簡単な動きから始めて、「続けられそう」と感じたものを深めていく方法もあります。完璧に始めることよりも、続けやすさを優先して選ぶのがおすすめです。

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